2017年8月25日金曜日

南九州ツーリング9日目 終盤まで抜かり無し・霧島高原ヒルクライム

            

旅の終盤にも登山ツーリングは終わらない!というか終わらせないw
百名山「韓国岳」登山と霧島高原ヒルクライム。

霧島連峰の主峰「韓国岳」。山頂付近は森林限界で荒涼とした雰囲気だ!


鹿児島に戻って2日目。

今日は、鹿児島と宮崎の県境に跨がる霧島高原へヒルクライム・・・からの霧島山の最高峰・韓国岳に登山!!
標高差1700mを自力で制覇してきた。

すっかり自転車より登山がメインになりつつある・・・。笑
屋久島の影響が大きい!!

今回もかなりハードだった!
(ルートはこちらhttps://www.strava.com/routes/7826492


さあ、今日もスタート。
まずは早朝ビジネスホテルを出て自転車を組み立てる。

ビジネスホテルとかの場合、自転車を輪行袋に入れれば室内に入れていいんだよね!
やっぱり大事な愛車は目を離したくないというもの。

・・・っとそこで重大事件が起きるカナヘイびっくり
なんとシートポストとフレームをとめるネジがなめてしまって
閉まらなくなってしまった・・・。(汗)
つまり、座りながら自転車を漕げない状態に。

ダンシングだけで行けるぜー、ひゃっほーい(((o(*゚▽゚*)o)))
…「ってこれ無理だ」とすぐに気づく。笑

あえなく近くにホームセンターへ!
店員の方に事情を説明したところ、応急処置で代わりのネジを見繕ってくれた!!

さらに、実はこのホームセンター「ハンズマン」、朝7時半からやっている。
何ともありがたい限り!本当に感謝!!
こんな感じに装着完了ε-(´∀`*)ホッ
おかげで旅を再開できます!

さあ、待たせてしまった後輩に謝り、急いで山岳ステージへ!

とにかく序盤は徹底して地味に上る。
勾配はたいしたことないが、何とも長い!
最終的には25km以上に亘り、標高1100mまで駆け上がっていくのである。
何とも鬼畜なコースを、旅の後半で入れてしまったということになる…笑
まだまだ序盤だが、霧島山の一角が見えてきた!

霧島山(百名山)は、最高峰の韓国岳(1700m)を筆頭に、中岳、獅子戸岳、新燃岳などを総称して言う。
6年前の新燃岳の噴火はまだ記憶に新しいですね!
今回目指すのは、その最高峰・韓国岳!!

地味な登りはまだまだ続くが、せっかく霧島神宮を通過するので、ついでに参拝。

もう配属や事業部も決まったし、仕事のイメージや働き方も何となくイメージできてきた気がする。
もちろん願うは来年からの仕事のことだが、プライベートもね大切に、ってお願いする。

これを過ぎると一気に高原道路らしくなってくる!!
まさに高原道路といった様相。


実は、ここでも昨日登った開聞岳が見えて感動!!笑


この時点で標高700mとかそんなぐらいだろうか〜!?
距離はあるが、キツイ坂ではなかったので、いつの間にかこんなとこまで来ていたのかという感覚。
これまで開けたところが一切なかったからかな?多分。

やっと建物が見えてきた!中腹の温泉街でしばし休憩する。
一応、自転車を推進している霧島市!サイクルラックがありましたカナヘイきらきら

やはり温泉にきたら、コレ!!

最高に旨そう(゜▽、゜*)ノ ジュル♪
この頃、こうした蒸気蒸しを見るだけで反射的によだれが出てしまう。笑

今回はコーンと温泉饅頭!!
チャリで来たことをお店の人と話してたら、卵も♪
何とも嬉しいサービス!!

しかし、昼食もちゃんと補給(笑)
食い意地はりますのよ。(笑)
だ...だって、運動するから!(震え声)
黒豚のヒレカツも美味しかった!
黒豚2日連続だね!( ・ิω・ิ)ゴー☆ジャス(笑) 

道に戻ると
ここでジャンボリーの欄間彫刻を発見!
かつてヒルクライムレースが行われていた、その記念みたい。
現在は南大隅の方でやっているそう!
なんか面白そうな大会だ!!

さあ、ここからが本番。
グーグルマップでもチェックしてたように、やはりキツい登坂が続いていく。

そして景色はあまり良くないのが難点。
ただ辛いだけの区間…。

とはいえ霧島らしい部分も!!途中で噴気孔を発見した。
さすが温泉が至るところから湧き出る霧島だ!

この温泉の蒸気(有毒らしい・・・w)のなかを登っていく!

一番キツイ箇所を終わると、霧島神宮で一度見つけた自転車サークルらしい集団に遭遇!
こういう集団をみると、ぶち抜きたくなる習性が・・・(笑)
まだ登りだが、幸いにも脚は残ってるのでスピードを上げていく!!

しかし、抜く直前に集団の何人かが着てるジャージに「同志社サイクリングクラブ」の文字がカナヘイびっくり
鹿児島まで来て同じ大学最高かよ。(笑)
とか思いながら通過していきます。

さあ登山道の入口にあったシェルターに自転車を止めて
韓国岳(1700m)の登山開始!

大浪池まではひたすら階段でつまらなかったが、池まで出ると大迫力の景色が広がっていた!!
いやあ、池も空も青い青い!!これもまた中々見ることのできない情景だカナヘイきらきら

この池畔を歩いて、向こう側にある韓国岳を目指していく!往路は西周りを選択。
木々が枯れて荒涼としているが、だからこそ黄色が映える!!
紅葉のときはめちゃくちゃ綺麗だろうなと思いを巡らせます。

期待していた雪はなかったが、霜柱が凄かった!
サクサク感を歩くのは楽しいが、日で溶けてるとこは地面がグチョグチョで萎える・・・。
これはこれで苦行だった。笑

池畔が終わってからが本番!
短い距離で急勾配を一気に登らせる鬼畜ルートです。(笑)
スロープをバックに大狼池を入れると、このスケール感・高度感は伝わるだろうか。


ところどころ登山道が壊滅して、岩場をいくとこもあるし。中々過酷な山行だ。
これも新燃岳噴火の影響か!?

まあ、今までの疲れもあるし少々のペースダウンは仕方ないよね。
時間はかかったが、何とかゴール!
標高差1700mを自力で制覇したぞ!!
やったね!

韓国岳頂上から、今はもう活動していない火口を見下ろす。
山頂だからこそ見える景色に思わず覗き込んでしまう。
落ちたら終わりだけど、この頃その辺のリミッターが外れてきた・・・。(笑)
やれやれ、自分ってやつは・・・。笑

この日は、いきなり寒くなり、山頂では強風で吹き飛ばされそうだ!!
さっさと下山しますかね。
このゴツゴツとした岩場ほんとうに歩きにくい。
行きはゼーゼーだったこの登山道も帰りは本当に楽!

とはいえ下りも結構脚にくるかも!?笑

大浪池到着後は、行きに使ってない東周りルートを使う!
ここで何とも良い撮影スポットが!!カナヘイきらきら
だいたい絶景は危ないとこにあるので、行きまくってたら、こういうデンジャラスなとこも慣れてきてしまう。
さっきのリミッターと一緒だ。

いやあ、高原は気持ち良い。寒いけどw
高原一帯の様相がよく分かる。凄い高度感だ!


ようやく登山道の入口へ戻ってきた!
池畔の平坦もあったし、標高差の割には長かった・・・。
さあ下るぞ!

次なる目的地は、そう!霧島といえば温泉です!
温泉へ行く道すがら、霧島連峰がよく見える地点。奥には今なお警戒レベルの高い「新燃岳」。


霧島の秘湯「新湯温泉」へGO!!

白濁していてかなり効きそうなお湯!
実際、すごい効能があるらしく多くの方が訪れているそう。
湯温も適度で、ゆったりできるし山疲れも一気に解消した!!
(写真転載)

さあ出発しよう!と思ったその時。
まさかの雪カナヘイびっくりいくら3月といえど、この標高だもんね!笑

スピードを出しすぎるとワインディングが怖いが、どんどん下っていく。その距離何と30km!
下っていて、こんなとこをよく登ってきたなって感じ!!(笑)
だいぶ距離感が麻痺ってきました・・・。

ようやく隼人に着き、鹿児島へ向かう!もう夕暮れだ。

夜ご飯は、「イルカゲストハウス」で勧めてもらった「とくちゃん」へ
この店のシステムはすごい!
注文は存在しない。
出てきた料理を食べ、勧められた酒を飲むだけなのだ。
もちろん自転車なので、お酒は飲まなかったが、料理はたらふく食べさせてもらった!!

店内は地元の常連の方々で賑わっており、自分たちも自然とそこに溶け込めた。
WBCが丁度開幕した日なので尚更である(笑)
こういう昔ながらのローカルな店は好きだ。
自転車旅は人との交流ありきで楽しいから。

しかし、フェリーの時間もあり、ゆっくりできなかった。
今日は桜島に泊まるのである。
ぎりぎり間に合った!
とくちゃんから、5分で港へ行けて
乗船手続きがないのが助かる。
後払い制なので。

そして、今夜は桜島ユースホステルでゆっくり休んだ。
今日も、体力を使いまくり一日中遊び尽くした日となった!!
明日は来た道を戻るだけで、楽だしゆっくり港を目指そうと思う。

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