2018年10月3日水曜日

【総集編】関西の激坂尽くし!至極の酷道7選

            

自転車を通じて邂逅してきた異次元の激坂たち


サイクリストという生き物は『激坂』というワードに反応しがちだ!笑
現に坂や峠のレベルを示す一つの指標として使われるし、その激坂を制すことができるかが一つの勲章となりつつある。

例えば、私もたまに拝見する『関西ヒルクライムTT資料室』では、関西近郊の峠が難易度別に紹介されており、急勾配な激坂を有す道ほど上位に来ている!

上位に行けば行くほど足付き無しで登坂した事実はヒルクライマーの勲章になり得る。

今回は、豪脚なサイクリストのために私が出会った激坂たちを紹介してみたい!
有名な暗峠に迫るマイナーな超激坂もあるので必見!



小豆島スカイライン



総合レベル★★★★☆
心折る度★★★★☆
足付き無し困難度★★★☆☆

小豆島最難所にして、西日本屈指の激坂山岳道路が『小豆島スカイライン』だ!

寒霞渓にあがる4ルートの一つで、最も過酷!
前半、小豆島観音→銚子渓までは、小豆島の渓谷と緑を堪能する爽快かつ絶景ルートだが、そこから表情を変える。

斜度18%標示が出たと思ったら、そこからひたすらに急勾配のストレートが続く!
その様は、まさに壁!!

休めるところがほぼなく、斜度15%付近をさまよう3.5kmは心を折りに来る!


しかし、足付き無しで辿り着いた四方指展望台の絶景は感動的でした・・・。




善峯寺

出典: http://inoueryo.blogspot.jp/2015/06/110km.html
総合レベル★★★★☆
心折る度★★★★☆
足付き無し困難度★★★★☆

京都の南部に凄まじい道がある!
道に具体的な名前は付いていないが、中腹にある「善峯寺」から『よしみね』と呼んでいる。

関西ヒルクライムでも取り上げられているが、前後半に分かれてグレーディングされている!
しかし、一続きの道なので、同一として取り扱うべきだろう。

序盤はそこそこの斜度で淡々と登っていく印象だが、中盤で一気に道が豹変する!
善峯寺へ上がる激坂ストレート、お寺を越えて、ワインディング区間へ入るラストがかなりキツい!!(上の写真参照)

斜度はもちろんだが、一気に出力を上げなければいけない。
ここを乗り切れるかが第一関門となる!

そして第二関門が、ワインディングの林道区間!
所々休めるところが有るのがありがたいが、局所で高出力を要する上に、砂利が浮いている。
筆者も足付き無しで登りきることができたが、頂上で30分倒れていたw



古道長坂越え



総合レベル★★★★★
心折る度★★★★☆
足付き無し困難度★★★★★★

先述した暗峠と同グレードの坂が京都にもあるのをご存知だろうか?
その名も『古道長坂越え』と言って、京都ではメジャーな「京見峠」の支流になっている道。

これが超ハードで、凄まじい激坂である!
ある程度の勢いをつけて登らないと、クランクが回らないほどの勾配で、全く休むところがない。

道も狭く荒れており、導線を確認しながらハンドルを取らなければならず、出力に加えてハンドル操作も求められる。

これを登れればかなりのもの!
私は半分ほどのところで、敢えなく敗退した、、、
(クランクが回らず落車しました・・・)



暗峠(大阪側)


総合レベル★★★★★
心折る度★★★★☆
足付き無し困難度★★★★★★

全国No.1と名高い国道『暗峠』
その評判はやはり伊達ではなかった・・・!!

元々登りきれるはずがないと諦めていたので、下りだけ行ってきましたが、凄まじかったです。

道は狭いし、路面は滑り止めでガッタガタ!
そして半端ない斜度の道なので、ブレーキをしっかり握っても、完全には止まれない。。。
恐怖すら感じるし、握力も使うし、異次元の道でした(笑)

斜度MAXポイントでの写真は定番になりつつある!
お遊び半分で挑戦するのが程よいと思います。

一方、これを足付き無しで登りきれたら自慢しても良いレベルだ。




暗峠(奈良側)



総合レベル★★★☆☆
心折る度★★★☆☆
足付き無し困難度★★★★☆

先ほどの暗峠の奈良側!
大阪側より難易度は2段階ほど下がる。

具体的には、大阪側が平均17%、MAX30%ほどに対して、奈良側は平均11%、MAX25%と違いは明らかに!!

でも奈良側でも苦しいに違いない(笑)
私も辛うじて足付き無しで登ることができたが、紙一重でした。

攻略ポイントとしては、勢いを殺さずに最後まで登りきること!
ゆるゆる行きすぎると、急に斜度が上がったとき対応できなくなる!

最後のトンネルが最難所だ。



百井峠

総合レベル★★☆☆☆
心折る度★★☆☆☆
足付き無し困難度★★★☆☆

他が凄すぎて霞んじゃったパターンその1
かな~(笑)
しかし、先述の善峯寺と合わせて京都三大激坂の一角をなす!

京都ローディー定番の、鞍馬の奥にある花背峠を6割ほど登ったところに分岐があり、そこから1kmが百井峠となる。
有名な酷道477号を形成する!

路面は荒れ、斜度もきついが、短いため瞬発力で乗り切れるが、花背との連続になるとかなりキツい!!



芹生峠


出典:http://blogs.yahoo.co.jp/yasudaimonji/38071744.html 
総合レベル★★☆☆☆
心折る度★★☆☆☆
足付き無し困難度★★☆☆☆

他が凄すぎて霞んじゃったパターンその2(笑)
京都三大激坂の最後のひとつ。

鞍馬と対になる貴船神社を奥に進むとアクセスできる峠。
現在は、鞍馬の奥の花背峠がメジャーになり、あまり使われなくなった芹生峠は廃道になりつつある!

斜度はポイントポイントでキツいが、休める区間があるため、登りやすい。
これまで挙げてきた中では、一番楽だと思われる。

頂上には、比叡山を望む札があるが、全く望めない…(笑)




以上、結局は、私の古巣である京都がメインになってしまったけれど、関西の凄まじい激坂たちを紹介してきた!
この道な世界へ興味をもった人は、ぜひ挑戦してほしい。

しかし、耐性のない人は痛い目を見るので、覚悟のほどを・・・(笑)

~おわり~
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