北海道道央旅の最終日。
ここは余市町のライダーハウス「オカモト」
久しぶりにゆっくり休むことができた!
4泊ともライダーハウス泊だったが、前半は中々熟睡とまではいかなかった・・・。
ライハに泊まる以上、これは割り切るしかないかもしれない。
格安で泊まらせて頂けるのと、環境はフェアトレードの部分が大きい!
しかし、このライダーハウスでは一室丸々使わせていただいて、布団付きで1000円!
本当にありがたかった。
オーナーさんは、とても温かい方で旅人が泊まりに来るから
こっちも家を掃除する機会があるわけで、感謝していると言う・・・・
こういう温かい人がいるからまた来たくなる!
これも北海道のライハをめぐる醍醐味だろう。
これも北海道のライハをめぐる醍醐味だろう。
※参考に4日間の宿泊費をまとめておく。
蜂の宿×2(1000円)+ライダーハウス小樽(1500円)+ライダーハウスオカモト(1000円)=3500円/4泊
さて、雨の予報だったが、それとは裏腹に良い天気。
なんとも余市は風情のある町だ。
今日は1日中、小雨が降ったり晴れ間が差したりの繰り返しだった!
自転車で走りに出ようか迷ったが、そうするとこの余市を素通りしただけということになる・・・
このまま小樽から札幌、新千歳まで走っても…
以前走った道だ!
だいたい雰囲気は分かっているし、北海道の中でも一番の都市区間で目新しいものは少ない。
そして北海道らしい道も少ない!
それなら、余市を目一杯楽しもうではないか!!
今日は自転車メインでなく、観光メインの日と決める。
余市は日本人宇宙飛行士の出身地らしい。 |
雨上がりに二重虹! |
実りの季節・・・。 |
米は最盛期を迎える!こんな自然いっぱいの肥沃な土地で作られたお米は美味しいに違いない!! |
まず最初の目的地は余市の「山本観光果樹園」
果樹園のある丘まで上がると、余市の町が見渡せる!!
なんと綺麗な海だろう・・・。
そして絵になる景色。
左側のそり立つ台地が特徴的だ!!
果樹園まではフラワーロードになっている!
コスモスが満開を迎えており、綺麗だった!!
海とコスモスが両方入ってすごくお気に入りの一枚だ!
営業開始時間まで、しばしカメラで遊んでいた。
すると、お店の方がご厚意で店の中で待っていていいよ!と言ってくれたので
店内を見学!!
果樹園で獲れた美味しそうな果実たちがここぞとばかりに並んでいる!!
そして安い!
車で来ていたら、買って帰るのだが自転車だしね・・・・・。
ということで、食べられるだけ食べていくしかないかな。笑
秋の果物食べ放題1000円に挑戦!
この時期は梨、りんご、桃とプルーン、加えてぶどうが食べれるらしい!
大自然の中で育まれた秋の味覚が楽しみだ。
農園はとても広い!歩いて各果物のエリアまで歩いていく。
まずは、数が少なくてレアと説明された「桃」を見つけに行く!
あった!いい色をしているなあ〜
手に取ると、良い感じに熟して綺麗なピンク色。
この桃にかぶりつく!!甘くて美味すぎる!!
口の中でとろけていくほどの完熟!
美味しすぎて3個ほど一気に食べてしまいました☆笑
次はリンゴを狙いに行く!
かなり沢山なっていた!
自分は真っ赤な津軽リンゴをチョイス。
これ以外にも何種類もあるようだ!
一旦、少し離れたところにあるぶどう以外の収穫を終えた。
全て同時に頂きます!!
どれも本当に美味しそうだ・・・・!!
リンゴを3つも取ってしまったので食べるのに苦労したが、すごくシャキシャキで甘くて満足!
プルーンは酸っぱかったが、慣れてくると割とクセになる・・・・。
梨もみずみずしくて最高だった!!
そしてぶどう園へ向かう。
途中道を横切ると、最高に綺麗な風景だったので思わず撮影!
花と木と青い空と、わずかに垣間見える海・・・・
これらが織りなす絶景に心癒される。
ぶどう狩りを行ったが、季節的に少し早いようでかなり酸っぱかった・・・。
仕方ない!断念だ。
名物のアップルパイはサクもちっの生地にゴロッとしたリンゴが絶妙なマッチング!
お互いに荷物にならない程度のお土産を買って、さぁ出発だ!!
絶景の中、町へ降りて行く〜
美味しいし景色良いし、午前中から最高だった!!
余市の良さを一つ体感できました。
続いて、ニッカウイスキーの余市工場へ
実はこの余市、ニッカの創業の地だ!
創業者の竹鶴政孝が、この地の土壌や気温など自然に惚れ込んで選定したらしい。
今でも工場は稼働しているが、中を無料で見学できる!
せっかくなので、ガイド付きで案内していただいた。
製造工程と博物館と見学だ!
蒸留所には、ウイスキーの独特な芳香が漂っている。 この匂いだけでもたまらない!! また、石炭による蒸留はここだけらしい。 |
貯蔵所には、ウイスキーが寝かされている。 5年〜15年、そしてそれ以上の年月をかけて美味しいウイスキーが作られる! |
伝説の第1号ウイスキー。 綺麗な黄金色だ!! |
そしてお待ちかねの試飲タイム!!
今日はもう自転車には乗らないから、飲めるぞ!!(ウレシー
3種類の試飲ができます!
クセのある竹鶴と、人気商品のスーパーニッカ、そしてアップルワイン。
なぜアップルワインがあるかといえば、創業当初に一番最初のウイスキーができるまで
アップルジュースやワインを売って凌いできた歴史があるから!
実はニッカ=大日本果汁株式会社の略なのだ。
やはりスーパーニッカは美味しい!!
あと、アップルワインはアルコールは強いが、すごく甘くて好みだった。
ありがとうニッカ工場!!
続いてお昼ご飯は、余市で圧倒的に人気な海鮮丼屋さんへ
「柿崎商店」
悩んだがやはり妥協しない!笑
中トロ丼は口の中がとろける至高の丼だった・・・・。
幸せすぎるランチタイム!
さぁ、余市を目一杯楽しめたかな〜!!
余市、愛着さえ覚える最高の町だった。
ここから新千歳空港まで輪行します!
これで北海道道央旅は終わりだと身にしみて感じてくる・・・・。
本当に充実した旅だった。
忘れられない道や自然の景色、食や味との出会い、一期一会の交流。
全てが素晴らしい。全てが思い出を彩ってくれている。
本当に北海道は最高の場所だ!!
また来年も戻ってくるぞ!北の大地よ、さらば。
空港へ着くと、自転車たちをさっさと荷物として預ける。
身軽になったところで、空港を回りながら夜ご飯にしよう!
最後は旅の〆、お疲れの意味を込めてジンギスカンで打ち上げ!!
やはり、北海道へ来たら絶対食べたくなる焼肉だ!
味が染みた柔らかいお肉と野菜が最高にご飯に合う!
結局、3杯もご飯をお代わりしてしまった・・・笑
これを食べたのち、中部国際空港へ飛ぶ友人とはお別れだ。
3ヶ月も前から日にちを調整し、プランを一から組み、協力して作り上げた旅。
彼と一緒でなければ、この旅は絶対に成功しなかった。
決して楽な旅程ではなかったが、ロードバイクを買って1ヶ月でここまで走って上った友人を讃えたい!!そして、ありがとう。
さあ、私もそろそろ搭乗の時間だ。関西へ帰ろう!
北海道は二輪に乗る者たちにとって聖地と言える場所。
そこには素晴らしい自然・食・人との出会いがある。
だからこそ、またその場所へと帰りたい!走りたい!
そう一度旅した者の心を引き寄せる。
そしてまた新たな出会いが生まれる・・・・。
あなたもこの素晴らしい北海道を旅してみてはどうですか??
(北海道道央旅− 完 −)
北海道道央旅はいろんな絶景も堪能できたし観光やご飯も充実した最高の旅だった!
返信削除時間かけて計画して休み合わせた甲斐があったね
また旅に出よう!
本当に満点の旅になったね!いやはや、すごく楽しかったし、充実していた。
削除また連休合わせて走りに行こう!!
来年の北海道はバイクで道東かな〜(笑)