ソロツーリングだけでなく誰かと旅を共有するのもいい。
この夏に親友と一緒に行った北海道道央旅 |
自転車旅の魅力を別の観点から述べてみます。
さてカレンダーをめくって気がついたが、今月はもう12月。
4月に社会人になってからあっという間に年月が経った気がするけれど、『1ヶ月に1ツーリング』という目標を掲げて自転車という趣味にいそしんできた私にとっては、長かった気もする・・・。
まだまだ日本には行ったことのない場所はたくさんあるけれど、今年は自分なりに突き詰めた自転車旅を行ってきた。
特に、今年の夏に北海道へ日本一早い紅葉を見に行った「北海道道央旅」の感動は今でも目に焼き付いています。
さて、そんなことに思いを馳せながら何の気なしに友人say氏のブログを見ていたら、先日一緒に行った湖北最後の紅葉ライドの記事が執筆されていました。
もちろん読んでみたのだけれど、読んでみて「あぁ、ソロの旅もいいけれど、やっぱり二人で行く旅もすごく良いものだよなぁ・・・」と改めて感じた。
そういえば、前述した北海道道央旅もそうだ・・・!
あの旅も二人で行ったからこそより充実したものになったんだと思う。
そういえば、前述した北海道道央旅もそうだ・・・!
あの旅も二人で行ったからこそより充実したものになったんだと思う。
ということで、この機会に、彼と今まで行ってきた自転車旅を振り返りながら、趣味として自転車旅を共有する楽しさ・魅力について語ってみたいと思います。
自転車で遠くに行き始めたあの頃
私が大学2年生の頃、初めてのスポーツ車ルイガノシャッセを手に入れてから、ちょくちょく遠出をするようになっていった。
ここでロングライドの楽しさを知った私。
そして大学1年生の時から仲が良かったsay氏を誘い、彼はママチャリなのにもかかわらず色んなとこへ付いてきてもらっていました。
最初はママチャリで十分だと思っていたsay氏も、次第にスポーツ自転車への興味を抱き始めていたよう!
ちょうどそんな時、同じゼミの友達からクロスバイクを譲り受ける話が舞い込んできた!
(懐かしいなぁ〜、この時自分のことのように嬉しかったっけ・・・
それからというものメジャーからマイナー、オンロードからオフロード、平坦から激坂まで京都の周りを二人で走りまくりました!!笑
MARIN号はフロントシングルなのに激坂でも構い無しw
MARIN号はフロントシングルなのに激坂でも構い無しw
・京都定番の六丁峠
これを越えると、一気に保津峡が広がる!!
自然の世界と町のちょうど境界となっている場所。
自然の世界と町のちょうど境界となっている場所。
・雪の大原を早朝散策
とにかく、めっちゃ寒かったなぁ・・・w
・雲ヶ畑と鴨川源流点(その奥のオフロード)
魚谷峠・石仏峠など
クロスバイクでオフロードに行ったこともしばしば
京都の街からは想像できないほど山が深くサバイバルなライドでとってもエキサイティング!!
・金勝アルプスへの登山&ロングライド
自転車で現地まで向かって、そこから登山をするスタイル!
これを後々確立していきます。
・京都のサイクルフェスタ
ここで彼は、後々買うロードバイクを見繕っていたんだとか!
最終的にMERIDAのロードを購入します。
他にも
- 神明峠(保津峡の奥)
- 桂川サイクリングロードで「俺のラーメンあっぱれ屋」や滋賀へ
- 裏醍醐(オフロードも含む)
- 暗峠
- 持越峠・京見峠
- 花背峠と周山街道
- 大原・江文峠
- 舟山の山中(オフロード)
などなど・・・
大学の講義が始まる前に走りに行き、二限目の時間に大学へ戻ってきて講義を受ける!
そんな日々を送っていたように思います。
今でも懐かしい思い出です。
そんな日々を送っていたように思います。
今でも懐かしい思い出です。
そしてロングライドから自転車旅
そして、そういうことを繰り返しているうちにとうとう旅へ踏み出すことになった。
まず記念すべき第一回は、私の大好きな「小豆島」になりました。
その頃、輪行を覚えていなかった私たちは京都から姫路まで自走!
早朝4時半頃、私たちの母校の同志社大学に集合し、そのまま老いの坂峠を越えて日の出の中ダウンヒル・・・
亀岡から加東までの連続的なアップダウンを越えて姫路まで走ったあの清々しいロングライド。
姫路→小豆島行きのフェリーで海風を感じるのもとても気持ちよかったなぁ〜・・・
小豆島では1台自転車が破損するアクシデントがあったが、小豆島一番の絶景の「四方指」を足付き無しで登り、アートや海沿いも堪能して、二日連続のBBQという内容!!
そして帰りは姫路から京都まで140km強を9時間で走るかたわら、最後は深夜となり眠さを必死にこらえながら走った思い出。
辛いこともあったが、今思えば記念すべき親友との初ロングライドは充実感が非常に大きいものとなった。
大学を卒業し、離れ離れになってしまった友人と私。
私は、全国転勤の可能性が有る会社に入り、大阪勤務。
彼は地元の愛知へと戻った。
また会うことを約束して、離れることになりました。
しかし、この私たち二人を繋いでくれた架け橋こそ「自転車」だった。
卒業するときに、社会人1年目の夏、連泊ツーリングをする約束をし、そのためにsay氏がロードバイクを購入することが決まった。
そして4ヶ月ほど前からルートの選定、装備の相談、飛行機輪行対策など定期的に連絡を取り合いながらプランを突き詰めていきました。
また、彼がロードバイクを購入してすぐに丁度お盆休みを迎えたので、体力づくりも兼ねて信州の御嶽と乗鞍へと走りに行ったりもした。
実は、乗鞍よりキツい・・・。笑
天気に散々振り回された内容だったけれど、日本一の山岳道はやはり素晴らしいし、何と言ってもその素晴らしさを彼と共有できたのが嬉しい。
充実の山岳ライドでした!!
そしてその1ヶ月後・・・。
まず記念すべき第一回は、私の大好きな「小豆島」になりました。
その頃、輪行を覚えていなかった私たちは京都から姫路まで自走!
亀岡から加東までの連続的なアップダウンを越えて姫路まで走ったあの清々しいロングライド。
姫路→小豆島行きのフェリーで海風を感じるのもとても気持ちよかったなぁ〜・・・
小豆島では1台自転車が破損するアクシデントがあったが、小豆島一番の絶景の「四方指」を足付き無しで登り、アートや海沿いも堪能して、二日連続のBBQという内容!!
辛いこともあったが、今思えば記念すべき親友との初ロングライドは充実感が非常に大きいものとなった。
離れてもなお自転車が架け橋
今夏行った北海道積丹半島の神威岬 |
私は、全国転勤の可能性が有る会社に入り、大阪勤務。
彼は地元の愛知へと戻った。
また会うことを約束して、離れることになりました。
しかし、この私たち二人を繋いでくれた架け橋こそ「自転車」だった。
卒業するときに、社会人1年目の夏、連泊ツーリングをする約束をし、そのためにsay氏がロードバイクを購入することが決まった。
そして4ヶ月ほど前からルートの選定、装備の相談、飛行機輪行対策など定期的に連絡を取り合いながらプランを突き詰めていきました。
また、彼がロードバイクを購入してすぐに丁度お盆休みを迎えたので、体力づくりも兼ねて信州の御嶽と乗鞍へと走りに行ったりもした。
1日目:御嶽スカイライン
友人は初めて挑んだ超級山岳道路。実は、乗鞍よりキツい・・・。笑
2日目:乗鞍スカイライン・エコーライン&剣ヶ峰
日本一の山岳道路を一緒に制覇して、森林限界の素晴らしい絶景を楽しむ。天気に散々振り回された内容だったけれど、日本一の山岳道はやはり素晴らしいし、何と言ってもその素晴らしさを彼と共有できたのが嬉しい。
充実の山岳ライドでした!!
そしてその1ヶ月後・・・。
とうとう飛行機で北海道へ!!
富良野の大平原とひたすらに真っ直ぐな道
シメのジンギスカン最高!!
などなど・・・
一生忘れない思い出となった最高の旅。
紅葉に始まり紅葉で終わる
北海道で日本一早い紅葉を見に行った私たち。11月下旬に久しぶりにsay氏とロングライドへ行くことになった!
その場所が琵琶湖の北側で、通称「湖北」
大阪と名古屋の中間をとると丁度良いコースで界隈の観光スポットも加えながら、今年最後の紅葉を楽しんできました。
滋賀で一番有名な紅葉スポットの鶏足寺
琵琶湖の誇る絶景道の「奥琵琶湖パークウェイ」
そして言わずと知れた「メタセコイアの並木道」
ということで何だかんだで、紅葉を最初から最後まで楽しんだ一年となりました。
久しぶりにsay氏と会えて嬉しいし、彼と自転車で走りに行くのはやっぱりとても楽しいものだ。
二人で行く自転車旅の醍醐味
以上を振り返り、ソロツーリングでは味わえない自転車二人旅の魅力について纏めてみようと思います。
①旅先での感情を共有できる。
目的地に到着した際は思わずカッツポーズ!! |
これが満足度のほとんどを占めると言っていいと思う。
私のブログコンセプトにもなっているように素晴らしい出会いで溢れているのが自転車旅。
その中で重要なファクターが『景色との出会い』だ!
坂を越えた先に待つ絶景、キレイな海沿いの道、圧倒的なスケールの紅葉、山の頂上から眺める半端ない絶景などなど・・・
旅の折々でそうした場面に行き着く。
その際に、ともに頑張ってきた仲間と目の前の景色の素晴らしさや、ここまで辿り着いた達成感を共有する!
これが旅をより一層、印象的にしてくれる。
③二人寄れば文殊の知恵
旅では、思いがけないアクシデントは付き物です。例えば旅先で、いきなり大雨に見舞われることは良くあること。
その際に、旅を続けるためにエスケープの手段や、急なプランの変更が欠かせない。
今まで何度もこうした場面にあってきたけれど、これは一人でも乗り切れなかったと思う。
いくつものパターンを考え、比較し、合理的なものを判断する。
これって案外一人では難しいものです。
しかし、二人いれば何とかその時のベストな選択をすることができる!
これは、一人では享受できない二人ならではの強みだ!!
これについては初めて北海道へ行った時にめっちゃ痛感しました。
初めての北海道の記事はこちら
④お互い旅に妥協しなくていい。
これも大切なファクター。複数人で旅をする場合、どうしても走力やその人の趣向により差が出てくる。
例えば、走力レベル50、レベル40、レベル30、レベル5の4人で旅をする場合、一番下のレベル5の人に合わせなければなりません。
これでは特にレベル50の人が思いっきり楽しめない!
妥協をしなくちゃいけなくなる。
では仮にレベル50、レベル40、レベル30の3人の旅だとします。
しかし、レベル50の人はレーシーに走りたいが、残りの二人は写真を撮りながら走りたい。
この場合も、レベル50の人には妥協が必要になる。
しかし、レベル40とレベル30の二人ならどうでしょうか?
たった5程度の差なら、少しペースを遅くするなどして合わせられる。
しかも写真が趣味という共通点ある。
これなら二人とも旅を楽しむことができますね!
また、複数だと自分の行きたいところに必ずしも行けるとは限らないですが、二人なら融通を効かせることができる!
つまり走力と旅のスタイルが近い二人ペアで旅するのは凄く合理的だと思います。
⑤同じ旅でも感じることは微妙に違う!ブログを読み合う楽しさ!!
そして旅を終わったあとでも楽しいというのがいい。久しぶりに会ったときに、あのときはあんなことがあったなぁ〜・・・
と笑いながら振り返るのが好き。
旅であった景色・食・人との出会い、感動した景色や乗り越えた経験、思いがけないアクシデントや、運が良かった話など・・・数えたらきりがない。
そうした思い出をブログで書き残しています。
そして、実は私の友人say氏も同じようにブログを運営しており、私もよく読んでいます。
一緒に行った旅は基本的に同じ流れになりますが、とはいえ旅先で印象的に残っていること、注目しているもの、感情など少し違ったりもする。
ブログを読んではじめて知ったり、思い出すものもある。
旅の道中で共有できなかったものを後から共有する感じ。
まとめ
以上、二人で自転車旅をする魅力を紹介してきました。もちろんソロツーリングや、グループライドも楽しいですが、やはり内容を欲張りながら、満足度の高い旅をするなら、二人という人数が適当だと思います。
一人で行く旅も良いけれど、何だか味気なく感じちゃうこともあるんだよね…
私には一緒に旅に行く最高の友人と後輩が一人ずついるので、これからも彼らと素晴らしい旅を突き詰めていきたいな!
ブログを読んで、もし私と走力や旅のスタイルが近いと思った方がいたら、一緒に走りに行きましょう!!笑
-完-
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