自転車旅しながら温泉を回るのも一興!!今後進めたい方向性
自転車で全国各地を旅していると、ふと温泉街に迷い込んだり、秘湯に出会うことがある。
それは、営利目的で市街地に作られたような新しい温泉ではなく、古くからその地に根付いて親しまれている名湯。
日田の名湯「琴平温泉 ゆめ山水」 |
日田の温かみのある街並み |
その温泉独自の景観とお湯を楽しみながら、旅で疲れた脚をゆっくり休めて、また旅に出る!!
自転車旅にとって温泉は欠かせないターミナルの一つだと私は思っています。
今回は、その中から旅情あふれる温泉を10ヶ所ほど紹介しようと思う。
【自転車旅と温泉】というテーマに着目していきます!
自転車で巡った名湯10選
和琴温泉(北海道/弟子屈町)
私が自転車旅で訪れた中の秘湯of秘湯!
北海道弟子屈の屈斜路湖畔にある温泉です!
普段は湖を眺めながらお風呂に入れる構造なんだけど、この時は台風直撃の翌日で(笑)
湖面と温泉が一体化!w
どう見ても湖に入っているようにしか見えないが、完全に適温♪♪
すごく快適でした!!
なお地域のご老人の方々が毎日入りに来られていて、談笑するのも楽しい。
その話によれば、このお湯に一週間も入れば皮膚病などの疾患は治るのだとか・・・!!
大深温泉(秋田県/鹿角市)
この前の東北旅の際、八幡平アスピーテラインを下っているときに見つけた温泉です。
近くにある温泉街から離れた脇道の奥にあるロケーションや、水色に透き通ったお湯がコンコンと湧くこじんまりとした様は、まさに秘湯!!
しかし、魅力はそれだけではなく、それに併設されたオンドルが素晴らしい!
温泉の熱を利用した床暖房で、宿泊費2000円ほどを払えば一晩中利用できる。
私も試しに寝転ばさせてもらいましたが、思わず寝落ちする気持ちよさで・・・。
起き上がったときには、自転車旅の疲れは取れ、身体がすごく軽くなっていたのだから驚き!!
平内海中温泉(鹿児島県/屋久島)
鹿児島県の屋久島南部にある干潮時のみ現れる秘湯!
海中温泉ということだけあって、波が押し寄せる海に面したロケーションが素晴らしい。
お湯も温度が場所によって大きく違うので、自分の適温が探せるのが楽しいです。
身体も大きく伸ばすことができ、疲れをゆっくり取ることができる!
ただ一つな難点なのが、脱衣場がないということ!(笑)
物見がてら来る客がいるので、着替えるタイミングが鍵!(笑)
ドツボにはまると、干潮時はひたすら温泉に入ることになります!
(まぁそれでもいいかあ~)
砂蒸し温泉(鹿児島県/指宿市)
鹿児島県指宿名物の砂蒸し風呂。
編集最南の百名山「開聞岳」が見える砂湯里さんがオススメ!
砂風呂は、あまり馴染みがないかもしれないが、温泉とは違った快適さがある。
最初は、それほど暖かくなくて、次第に保温されてくる感じ。
熱すぎることはなく、いつまでも入っていられるほど気持ち良い。
冬に入るヌクヌクの布団なんかがイメージしやすいだろう!
温泉の熱で蒸した温野菜や卵が、入り口で売っている。
リーズナブルかつ絶品なので補給にぜひ!!
霧島新湯温泉(鹿児島県/霧島市)
鹿児島県ヒルクライマーの聖地『霧島高原道路』の中腹を少し外れたところにある新湯温泉。
今や火山活動で立ち入ることができない新燃岳の麓に佇む。
その立地と、宝石のような白翠色の温泉は、まかに秘湯と言うに相応しい。
お湯も、ヌルヌルとした肌触りで、包み込むような温かさが、思わず唸ってしまうほど気持ちいい!
今までもたくさん人が、この湯に入って疾患を治したと聞いても頷ける・・・。
ヒルクライム後のダウンヒルも、このお湯で温まったあとなら、湯冷めしないから是非行ってみてください!
白浜温泉(和歌山県/白浜市)
出典:和歌山県南紀白浜日帰り温泉スポット |
紀伊半島一周のときに立ち寄った白浜温泉の名物『崎の湯』
和歌山のリゾート地の「白浜」の中心にある!
その名の通り、小さく岬になったところの先端にお風呂があり、波が押し寄せてくるロケーションのがとても面白い!!
日帰り温泉は500円でリーズナブルなのも旅人にはありがたい限り。
この温泉に入りながら夕日を見てみたいと夢想したけれど、残念ながら閉まるのも早いんだよね(笑)
到着時間には要注意!(私もギリギリでした・・・w
酸ヶ湯温泉(青森県/青森市) |
出典:青森県観光情報サイト |
東北旅で訪れた八甲田山麓にある青森の秘湯!
たどり着くためにはヒルクライムをする必要があり、特に奥入瀬から抜けるルートは、超級の辛さなので要注意!
お風呂は「千人風呂」と言って、風情がある総ヒバ造りの大浴場だ。
混浴ですが、男女でそれとなく区切られているし、専用の入浴着もあるので、女性チャリダーもご安心を!
とても酸性が強いお湯で、アトピーの私には染みて5分少しくらいで出てしまいましたが、にもかかわらずその効能はピカイチ!!
一晩中身体の芯からポカポカで、深い深い眠りにつけました。
そして翌日はヒルクライムで疲弊した身体は完全回復していました!すごい湯だ。
日田温泉(大分県日田市)
出典:琴平温泉ゆめ山水(トリップアドバイザー) |
大分の内陸部、風光明媚な日田の町の外れにあるこじんまりとした『ゆめ山水』という温泉。
いわゆる日田温泉という括りからやや抜けるが、地元では一番オススメとのことだ!(ゲストハウスやすらぎのお母さん談)
受付を済ませるとすぐに簡易な脱衣場があり、銭湯らしい昔ながらのシステムがいい。
魅力は広くてバリエーションある露天風呂で、自転車旅で疲れた足腰を思いっきり伸ばせます。
川沿いにあるロケーションもグッド!!
旅の終盤に、これまでの旅を友人と語らいました。
有馬温泉(兵庫県神戸市)
出典:有馬温泉 御幸荘 花結び(一休) |
この温泉の立地は、まさにチャリダーのためにある(笑)
なぜなら関西ヒルクライマーの聖地と呼ぶべき六甲山の裏側にあり、たどり着くためには中々きついヒルクライムをこなさないといけないからだ!
ただ、これを終えれば、褐色の気持ち良い温泉が待っている。
これがとても気持ち良いのですが、温泉を出た後もう一本を登るストイックさが問われる・・・(笑)
白骨温泉(長野県松本市)
出典:タオちゃんの温泉入りまくり |
白骨温泉と言って、エコーラインをダウンヒル後、上高地乗鞍スーパー林道という荒廃した林道を進んだ先にある秘境温泉だ。
特徴的なのは白翠色のお湯で、サラサラしていて入りやすい!
湯温もちょうどよく、自然の静けさの中入る時間は極上の一言・・・。
番外編(足湯)
洞爺湖と支笏湖の間にある北湯沢温泉 |
最後にちょこっと紹介するのが足湯!
実は、足湯こそ自転車旅に最適なスタイルではないか??
と思っている。
というのも自転車であれば、足湯に通りかかった時、気軽に寄れるし
脚を使う自転車旅では、サクッと脚を癒すのに丁度良いからだ!!
そしてその街の雰囲気も眺めながら同時に旅情を楽しめる。
上に、無料なことが圧倒的に多い!
素晴らしいことだらけなのです。
これまでも、飛騨高山、南端日吉、函館湯の川、秋田大湯など良き足湯に巡り合ってきた。
これらについては別稿を記そうと思う。
〜完〜
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