2019年2月19日火曜日

【転職活動記】就活生に一言!業界選びにミスるなよ!

            

今回は、就職活動時の業界選びについて

新卒就活時に、早い段階で、ここを見定めて活動する人が多いけれど、ここの選定をミスると痛い目を見るので要注意!というのが本稿の記事。

また失敗例は私自身ですが、ご参考頂けましたら幸いです。

大学生の方や、大学生のお子さんがおられる方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。



就職活動時の業界選び

年明けに企業が会社説明会に伴い、エントリーの開始!
一部には大手企業のリクルーターでの選考や、中小企業・準大手の面接が開始されます。

この目まぐるしく始まる就職活動においては、前々から準備していた方は別として、応募先をじっくりと検討している余裕は無い。

従って、就職活動の初期に会った良さそうな企業を中心に、応募を進めることになる!

結果として、ほとんどの就活生の業界選びは感覚というか、先入観に依拠することになる。(そうでない人はすみません!)

私の新卒就活の失敗原因を振り返ってみてると、この時の業界選びの判断ミスが新卒就活の失敗の遠因になった気がする。

商社と言う業界

裁量が大きく、バリバリ仕事ができ、高給で華やかなイメージの商社マン。

当時の私は、このイメージに踊らされ、深く考えることなく(当時は、深く考えたと思いこんでいたのだが.・・・)

商社と言う業界を選択してしまった。

このとき孕んでいたリスクに対して、私は真剣に向き合えてなかったと言えるだろう。

なぜ年収が高いか?


年収の高さを一つの指標として、私は商社業界を選択した。


私が新卒で入社した会社は業界の中でも高水準で、公表されている有価証券報告書では平均800万円弱ほど。

管理職の一歩手前の30代後半で1000万円を超えている人もいた。

しかし、給料が高いことには、必ず相殺する何かがある。

これは商社業界のみならず、金融・証券・製薬会社MRなど比較的高給な業界に当てはまる。
就職前の私は、この点に気づくことができなかった。

社風・環境について

巷では、古風な体育会系の文化が根付いていると言われる商社の業界だが、その通りだった。

具体的には、先輩と後輩に絶対的な上下関係があり、「昔からこうだから」という決まり文句で、サービス残業、飲み・ゴルフ等の半強制。

結果的に、仕事も付き合いも、しわ寄せが若手に来る構造になっていた。それに逆らおうものなら、たちまち社内では異端扱いされ、居づらい立場になる。

当時の私は、こうした現実が待っている可能性を真剣に考えず、体育会系の社風でも大丈夫と根拠もなく自分を過信していた。

だが、実際そう甘くは無かったのだ。

仕事自体について

自分で言うのはおこがましいけれど、私の性格を簡潔に述べれば「素直で、曲がったことが嫌い」

それ故に、私を評価してくれるお客さんや取引先もいて、仕事のやりがいになっていたが、根源的にはこの性格が商社の仕事にあまり合っていなかったのではないかと思う。

例えば・・・

・メーカーから出てきた見積に圧倒的に高い金額(仲介料)を載せて提出する仕事。

・私の行った仕事は、それほどのお金を取るに値するものなのか?

・商社を抜いて直接やり取りした方が、お客さんも幸せではないか?

その他にも


メーカーにもお客さんの双方に良い顔をして、嘘も方便として使い分ける営業。場合によっては、商社特有のしがらみに縛られて、自分の気持ちを押し殺して仕事を進めなければいけない時もあった。

自分はこの仕事をする為に社会人になったのか?

当時の私は、そう自問自答する日々を過ごしていたように思う。

業界ごとのカラーがある!適応できるカラーを探すのが大事!!

このように、新卒で入社した会社と私は、性質上180度近く離れていたと言えると思う。

人は、自分のいる環境に極力合わせていこうとする生き物だが、さすがにこうも乖離していると、限界がある。

私は、この自分の環境適応とその限界について誤認、そして過信をしていた。

自分の根本的な性格を見直して、それに合った環境を本気で探そうとしなかった。

結局は、年収やイメージだけで安易に判断していたのだ。

それ故に新卒の会社で失敗して、転職へ進むことに至った。

このような甘い新卒就活を始めた時から、こういう結末を迎えることは決まっていたのかもしれない。

結果、今の環境には満足しているし、私としては転職にて新卒のリカバリーをできていると思っているので問題ないのだが、極力私みたいな業界とのミスマッチが生まれてほしくは無いと切に思います。

各業界の詳細な情報は分からないけれど、具体例を挙げてみると以下の通りだろうか??

【NG例】
・入念な自己分析をせずして安易に業界を絞ること(金融等にありがち)

・年収帯で業界を絞ること

・体育会系が苦手な人が体育会系の業界(証券、商社など)へ行くこと

【OK例】
・プライベートを大事にしたい人にとって、長期連休や労務管理が比較的整っている業界に行く(メーカー等)

・入念な自己分析の下、自分の定めた軸に合いそうな業界を探す

・実際に各業界で働いているOB訪問をして、自分がその場に置かれたときを想定して業界を見定める

自分に合った業界と言うと、選ぶのは難しいかもしれないし、正味会社に拠るところもある。

しかしながら、業界と言うベースがあるのは間違いなくて、そこを見誤ると今後の社会人人生を揺さぶりかねない。


そういう意味で、就職に際しては、ぜひ業界選びを塾考して欲しい。
これが就活の成功を大きく左右する可能性がある。

~完~

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