屋久島での忘れがたい経験、自然と人の温もり、冒険。
全てが鮮やかに蘇ってくる屋久島グランドフィナーレ。
岳南に展示されている観音壺 |
本日は移動日。
元々、白谷雲水峡へ行くはずだったけれど、縄文杉〜宮之浦岳の延長戦でそのまま行けてしまったので鹿児島に戻るのを1日早めることに!
「どうせ今日は雨だったしフェリーや電車での移動で凌げて良かったかな」というところ。
一方、それなりに満喫してきましたよ!!
ボリュームは少ないですが、まとめてみようと思う。
早朝、目が覚めると外は雨
予想していた通りだった・・・。
日中も降り続けるみたいだし、屋久島はおおよそ回れたし、フェリーの欠航もないみたい。
それなら、早めに鹿児島へ戻っても良いよねって判断!
しかし、フェリーは昼に出航なので
それまでどこへ行こう?ということに。
そういえば、前々から良いと聞いていた屋久杉工房の『岳南』さんが近くにあるみたい。
丁度良いし行ってみた!!
ライダーハウス『止まり木』さんにて。
おじょう(左)とチャイロ(右)とお別れ
元気でね!また会いに行くよ!!
また、オーナーさんともお別れ。
お見送りまでしてくださいました!!
ねぇさん(オーナー)は、本当に良い方でした。
気さくで明るくてマメで面倒見が良くて・・・
でも宿泊者に干渉しすぎたり、しなさすぎたりすることもなく、程よい距離感を保ちながら温かく迎え入れてくれる(ノ´∀`*)
20年以上続けてこられて年季の入ったライダーハウスの至るところに、ねぇさんの心遣いが垣間見える。
そして、このライダーハウスが宿泊者達の心の故郷になっていることも。
「また帰ってきたい!」そんな思いが自然と生まれるライダーハウスだった。
これからも末永く健康に気をつけて続けて頂きたい。
本当にありがとうございました!!また来ます!!
さあ、寂しいけれどお別れして「岳南」さんへ向かう。
やっているか心配だったが、若奥さんが来て開けてくれました。
展示場を見せてもらった!
なかには屋久杉で作られた工芸品がずらーっと・・・・
実は、建物も全て屋久杉製らしい!!
岩を抱えて育った屋久杉の形状をそのまま活かして制作したテーブル
職人の方は、屋久杉の個性や風合いをどのように作品に落とし込むかにとても悩まれるそうだ。
大皿の独特の光沢は、加工によるものではなく自然に出るそうだ。
遠目から見たら凸凹があるように見えるくらい際立った光沢だった!
これも木が長年生きてきた証であり、一つとして同じものはないらしい。
壺のなかでとくに凄かったのがこれ!観音壺!!
遠目から見たら、光沢が観音様に見える壺である。
ここまでくると、もはや芸術の域に達している。
若奥さんの説明を聞きながら、屋久杉の作品を見ていると
何だか自分たちも欲しくなってしまった(笑)
元々、自転車は荷物が重くなるのでお土産を買うことはないのだが、今回ばかりは欲しい!!
買えるものとしては
箸(1000円〜3000円)
ペンダント(3000円〜5000円)
お椀(10000円〜60000円)などがあり、手軽に屋久杉を持ち帰れるペンダントを選択した。
自分が選んだのはこれ!
一つとして同じ形状や、同じ光沢の入り方・ヒビの入り方がないので
めちゃくちゃ悩みました。
希少性の高い葡萄目のものも欲しかったが、光沢が多い方が好きだったのでコチラに!
ちなみに葡萄目とは、虫に食われた部分を屋久杉が再生した跡のことで、屋久杉の生命力の高さを象徴する文様のことである。
ちなみに、私が購入した屋久杉のペンダントにあるひび割れは
人間でいうところの肉離れの痕らしい!
屋久杉の破片一つで、その杉の歴史が分かるのは面白かった。
また、運が良いことに、工房の創始者の大将にお話を伺うことができた。
話を聴くなかで、木の内面や作品の制作から見える屋久杉の歴史を紐解く面白さを伝えて頂いた。
前日と前々日に屋久杉をいっぱい見てきて表面的には理解したつもりでいたが、何か物足りなさを感じていた。
しかし、これを経て、屋久杉を外表のみならず、その内実も理解できた気がしたし、その生命力をしっかりと心に刻むことができたと思う。
とても良い経験だった!
大将と若奥さんありがとうございました。
屋久島に来て、ここに寄らせてもらって本当に良かった。
さて、雨は降っているがフェリーの港までは行かなねばならない。
軽い忍耐力勝負だが、もう慣れた。
そして、集落が多い島の東側はアップダウンがそれほど激しくなくとばせるのが良い◎
昼ごはんは「潮騒」にて
首折れサバの刺身定食。
サバは凄い弾力で物凄く食べ応えがあり、とにかく甘い!!
この1切れで、めちゃくちゃご飯が進む。
肉とご飯を一緒に食べてるくらい進みます。(笑)
あら汁も美味しかった。
さあ、昼過ぎにとうとう屋久島をあとに。
港に戻ってきて、自転車にて屋久島一周完了!!
とても充実した5日間だった。
こもれび・・・西部林道・・・ぽんかん、モッチョム岳・・・縄文杉・宮之浦岳、山小屋・・・白谷雲水峡、止まり木・・・岳南
走馬灯のように情景が頭のなかで蘇る。
屋久島らしいものを十分に堪能できたし、人との出会い一つ一つが旅を彩ってくれた。
そして、島の人たちの暖かさを身にしみて感じ、支えてもらった日々だった。
また来たい!そう思える島!!
日本一旅人に温かい島なのかもしれない。
また帰ってきたい!帰りのフェリーに乗りながらもう既に切望していた。
それほどまでに濃かった屋久島での日々。
ありがとう。本当に素晴らしい島。
ここから4時間の船旅を経て鹿児島へ。
今夜泊まる指宿に移動するため、鹿児島中央〜指宿は電車を使った。
指宿に着いたのはもう夜。
急いでライダーハウスへ向かう!
ライダーハウスのオーナーは
強面の感じだったが、良い方だった。
そして、指宿のライダーハウスは清潔感や設備がかなり整っていた。
今までのなかでも一番なのではないか?
これで2000円とは、旅人に何とも嬉しい限りだ。
夕食は地元グルメを堪能すべく、雨の中外出。
しかし、そこまでして良かったと思える美味しい夕食にありつけた!!
むさし鰹丼―指宿あんかけ―茶節付き
待ち時間に、おいももサービスしてもらった(*^o^*)
そして、この鰹丼!超絶旨かった!
とくに、今が旬の菜の花と鰹の出汁で作ったスープと、鰹のたたきのマッチングが完璧すぎるーーー!!
あっという間に平らげてしまった。
やはり、旅をしたらその現地にしかない食べ物を腹一杯食べることに尽きる。
本当に幸せだ・・・。
さて、ライダーハウスへ戻ると、一緒に泊まるバイク乗りの方々と談笑。
特に社会人生活を控えた大学院生の方との話は盛り上がりました!
「津軽岩木ラインのつづらの数やばくね(笑)」
「吾妻磐梯スカイライン行ってみたいんだよねー」
「大山環状道路のここが良いよ」
「まじっすか!?行ってみてー、鞍掛峠だっけ?」
「乗鞍はまじ半端ないです(笑)」
「奥出雲のおろちループ!」
などなどマニアックなスカイライントークで盛り上がる!!(笑)
そこで分かった!まだまだ日本各地には面白い絶景道路がたくさんあると!
これからも絶景巡りの旅は続きます。
では、お休み〜(。-ω-)zzz. . .
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ライダーハウスって各地にあるんですね(*´-`)
全然知らなかった!!
そして、屋久島がそんなにすてきなところだったとは!!
ますます行きたくなりました(*´∀`)♪
そういえば前、鹿児島行った時、芋ばかり食べてたなぁ・・・(笑)
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��みかんさん
ライダーハウスは北海道に沢山あって、あとは点々としています!
屋久島は「止まり木」さんの1軒だけですが。
屋久島は本当に良いところでした(*´∀`)
何日いても足りないくらい(笑)
しかし、雨が多すぎるのが難点!(笑)
芋ばかり、、、。(笑)
美味しいですが、他のものも美味しいっすよ!
って、みかんさんならちゃんと食べてるか!(笑)
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屋久島に帰りたい・・・
その気持ち、解りますよ!
私は帰ってから一ヶ月は屋久ロス?屋久シック?でした・・・
��お~天気エエな~。ちょっと登りにいくか!)
ってコンビニ行くノリで素晴らしい山に行ける屋久島!
また行きたい、帰りたいです・・・
あと、岳南、とまり木、気に入ってくれて嬉しいです!
この2つについては再会したときに語りましょう。
あ、私もペンダント買いましたよ!
箸置きとして使ってますが(笑)
でわでは、きょうも良い旅を!
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��ライツボさん
屋久島ほんと良いところですね!!
止まり木の姉さん、めっちゃ良い方でした。
田邉さんのこともちゃんと覚えてはりましたよ(笑)
ペンダントはやはり欲しくなりますよね!(笑)
もしや葡萄杢??
あと、コンビニ行くノリでモッチョム登りに行くのは田邉さんだけです(笑)
また色々話しましょー!!
なぎささんの催されるチャリイベント!!
仕事の都合でまだ未定ですが、参加しようと思ってるので。
無人島バーベキュー楽しみ!!これを機会にチャリ友増やしたい!(切実)
また遊びにいきます!