自分の自転車旅の原点となった小豆島へ再び!!
今回は大学の友達と二人で挑戦!
私の影響もあり、ひょんなことから自転車を始めることになった友人。
彼とせっかくなら遠出をしたいと計画していた!
時間・予算・面白さ全てを考慮すると、私の中では小豆島が筆頭に上がってくる。
大学3年生の秋に行って以来、また行きたいという感情も強く
小豆島へ行くことにすぐ決定した!!
この島、前回訪れた時に思ったのだが、山の島ということで
京都のキツい峠で散々練習して挑むことになった。
【1日目】
ワクワクして思った以上に早く起きてしまう。笑
早朝3時半だ!
結局、4時に出発し、大学で待ち合わせ。
寝静まった京都市中を走る。
いつもは車でごった返しているところもスイスイと自転車が独占状態のように進んでいくのは楽しい!!
さて、これから行くのは京都〜姫路間を結ぶ通称『デカンショ街道』で135km道のり。
(当時、輪行を覚えていなかったので、こんな無茶な自走w)
真っ暗ななか京都と亀岡を遮る「老いの坂峠」を越え、南丹から篠山へ
京都は一つ峠を越えれば、全く様相が異なるのが面白いところで
亀岡〜篠山は、自然豊かな田園風景やこじんまりとした街の傍、なだらかなアップダウンが続く道をどこまでも進んでいく感じだ。
これといって何かあるわけではないが、走っていて楽しいに尽きる。
またいつか走ってみたい道だ!
ということで、あんまり見所はなく、ほぼ予定通りに姫路港に到着した。
まあ、唯一の見所が、この姫路城(笑)
これだけ走ったのにまだ昼前という少し非日常的な感覚が心地よい。
フェリー乗り場へはここからすぐ!
この船で姫路〜小豆島の福田港へと束の間の船旅だ!
フェリーとも一枚📷
今回、二人ともクロスバイクで来ています。
パニア付で重いですが、それでも京都から姫路まで7時間くらいで来れますよ!!
クロスでもスピード的には全く問題ない◯
さて、自転車旅では利用することが多いフェリー。
これがとても楽しい!
船に揺られながら、今後のことを考えて
この先、現地でのどんな出会いがあるだろう〜…と心巡らす。
旅の始まりにワクワクする時間だ。
ゆるキャラ人形も船乗員として乗ってます(笑)
そして、ようやく小豆島へ入った!
小豆島が初めての友人はここで洗礼を受ける!
「小豆島は山の島だ。」
最初は辛そうな感じだったが、さすが友人!
すぐに慣れていた。笑
そして楽しんでいた!
そう。アップダウンが多いのだが、そこがまた一興なのだ。
山、海、町目まぐるしく景色が変わっていく!
だからこそ小豆島は凄くすごく楽しい!!
さて、本日のゴールは、標高600m付近にある香川県唯一のライダーハウス「ライハのツボ」だ!!
ここのオーナーさんが大好きで、私は以前11月に来たときからのリピート。
本当は、このライハのツボまでの上りを自転車で挑むつもりだったが
このあと凄まじいアクシデントがあり、友人の自転車は走れない状態に…
その事後処理に追われながら、私も申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら…
結局、車でゴール。
しかし、慰めも兼ねて⁉
オーナーさんの計らいで夜はBBQを!笑
腹ペコ&クタクタもわいわいしながら、疲れもネガティブな感情もぶっ飛びました(笑)
【2日目】
山と海が共存する小豆島。
少し上がるだけで素晴らしい絶景が待ってくれています!
石の館展望台
決して万全の天候ではなかったけれど、やはりこの素晴らしいパノラマを楽しめた!!
友人も満足してくれたようだ。
小豆島のこの素晴らしさを共有してくれるだけで嬉しくなる。
それほどに私は、小豆島へ愛着が湧いていた!
それからまずはアートを見に!
瀬戸芸会期から若干外れているが、今年が開催年なので何箇所か展示してある!!
今日もオーナーがつきっきりで案内してくれた。
本当に毎回感謝しかない素晴らしいライツボのオーナーさん。
まず、地元産の竹を4000本も使って造形された『オリーブの夢』
(外観がオリーブの実の形をしている)
この中でくつろぐのは最高だ!!
いつまでもゆっくりしていたい・・・・・・・・
しかし、やはりチャリダー!!
このあと、クライマー魂に火がつくと、小豆島最高所の四方指まで6km自転車で上りきりました!
しかし、諸事情(1日目参照)により、自転車が1台修理中で、バイクも動員!!
3人で交代しながら進んだけれど、この先の銚子渓〜寒霞渓(一番きつい区間)は自分も友人も自転車だけで挑戦。
自分はオーナーの自転車(チタンフレームにデュラエース)を借り、連れはなんと私が貸したクロスバイクで登頂!
(スペック高い方を私が使ってごめんなさい!笑
初めて来たときは心が折れかけて、ぎりぎり登り切ることができましたが今回もギリギリ(笑)
やはり頂上には、私が初めて見た時から忘れられない絶景が広がっていた・・・。
ここは私の価値観を変えた道。
辛い坂の先にこそ絶景が広がっている!
それを乗り越えた者にだけ見ることができる絶景。
これを見た時の感動、誇り、そして清々しさ・・・
これがたまらなく充実している瞬間だと思います。
どちらかというと、それまで坂が嫌いだった私もこの道に出会って坂が好きになった。
小豆島は自転車の楽しみ方を教えてくれた島でもあります。。
〜後半に続く〜
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