2017年ラストの旅へ行ってきました!
まずは西日本最高峰への雪山登山。
もう年は跨いでしまいましたが、2017年最後の旅を行ってきたので、綴ろうと思います。
毎年帰省する父の実家が岡山なのですが、そのついでに少し遠回りしてみようかと!
残念ながら、兵庫と岡山の瀬戸内はあまり面白そうなところがないので、四国を経由することにしました。
今回のルートは以下の通り。
0日目 南港でオレンジフェリー乗船
1日目 石鎚山雪山
2日目 とびしま海道、野呂山(さざなみスカイライン)
3日目 かきしま海道、呉観光
我ながら、かなり欲張りなルートだったかな〜
その代わり、荷物が多すぎてかなりしんどかったけどね・・・。
天気も概ね良かったけれど、3日目がな〜💦
初の「かきしま海道」はあまり楽しめなかったのが、少し残念。
午前5時半、到着30分前に起きた私は身支度を始める!
まず最初に向かうのは石鎚山。
西日本最高峰だ!
今回は山装備と自転車装備の両方を持ってきているので、しっかり整理して置かなければならない。
積雪期の超級山岳ということで、テンションが上がる!!
果たしてどんな一日になるんだろう??
そして下船後、勢い良く駆け出す!
まずはロープウェイ口までざっと25km。
ロープウェイの始発の8時40分に間に合うように行けば良い。
「余裕だ!」とこの時は思ったが、そう甘くはない・・・
傾斜こそ緩いものの、とにかく長い!
そして身体に重い荷物がのしかかる。
だから休み休み向かう。
四国は少し内陸に入ると、秘境感漂う風景が広がっているので、それに心癒されながら。
驚異的なエメラルドグリーンの渓流横目にヒルクライム!
かなりペースは遅かったが、何とか時間通りに着くことができた。
すると、一気に世界が変わる。
雪山だ・・・!
今シーズン初の本格的な雪山に心が踊る。
そして、「これから西日本最高峰の雪山へ登るんだ」
うん。高揚感を感じずには入られない!!
まずは成就社まで軽く雪山ハイク。
林道といった感じで、キュッキュッと踏みしめていくのが楽しい。
凍結箇所もあり、早くからアイゼン投入です!
アマゾンで1500円ほどで購入した軽アイゼンなのですが、これが使える!
今回の山行ではこれで十分でした。
ようやく着きました!
成就社を越えてからが本格的な登山のスタート。
ここから少し下ってひたすら登っていくルート。
新しい靴に慣れていないのと、傾斜がきつすぎて休み休み行かないともたない!
やはり、雪山は通常よりも消耗する。
この区間が一番辛かった・・・。
しかし夜明峠を迎えた頃、目の前には!?
青空を背景に石鎚山の壮大な山容が望める。
目の前に広がる現実離れした光景。
時折突風が吹き荒れて、神秘的な雰囲気も漂う。
ここには自然と自分だけ。
テンションが上がらないわけがない!!
周囲を埋め尽くす雲海。
その中に、かつて行ったことのある瓶ヶ森が遠望できる。
四国の山並みをここぞとばかりに眺める高景観なエリアでした。
樹氷が無かったのは少し残念だけど、ここまでしっかり晴れてくれることも珍しいから、割り切ろう!
少し進むと、前方に1人登山者を発見!
どうも、この方が今日第一号の登山者らしい。
道を譲って頂いたので、とうとう未踏の登山道を登ることになる。
これも雪山の楽しみの一つだ。
そして山頂近くの神社が見えてきた!
ここまでが本当に長く感じました。
疲れたぁ〜〜〜
急斜面をトラバースすることもしばしば。
雪崩起きないよな!?とか思いながら・・・
無雪期には鎖を登っていくが、この時期は厳しいく、迂回路の階段ルートも道が細い上に雪のたかなりの急登。
凍結もある!
風も強かったので、安全を確保しながらゆっくり登っていく。
そして、ようやくその頂に足をかける瞬間が!
山頂で待っていたのは圧倒的な絶景でした・・・。
うわぁぁぁああーーー!!!
すげぇええええ!!!
周囲を埋め尽くす雲の海、そこに凛と佇む石鎚山系の山々(二ノ森など)
少しずつ表情を変える美しい景色にただただ見とれていた。
しかし、いかんせん頂上は寒すぎる!!
風が半端なく強いし、手が凍傷しそうだ。
ということで、まさに下ろうとしたところ、先程の登山者の方と再会。
ここまで登ってきた達成感と、絶景を見れた喜びを分かち合う。
これが本当に楽しかった!!
西日本最高峰の雪山を制覇したぞ〜!(天狗岳とともに)
さぁ下りだ。
登りでは思わず足がとまり、キツかったけれど帰りは楽なものです。
ただひとつ気をつけなければならないのは、滑り落ちないようにすること。
そこだけ押さえて、慎重にいくところと、ゆっくり行くところをアクセントをつけて下りていく!
するとなんだか見覚えのある場所へ
これは、あのときの・・・!?笑
初めて石鎚山に登ったときの記憶。
弟と二人で石鎚山へ登り、仁淀川でキャンプをした思い出・・・。
あのときから、この山との縁が生まれたんだよね!
さぁ、登山道序盤の成就社まで戻ってくると、今年最後の参拝。
来年も良き旅ができますように・・・。と
そして、ロープウェイの時間に間に合うように走る。
5時間ほどで自転車を置いているロープウェイ口まで何とか戻ってこれました!
ここからは西条まで25kmほど下り、そこからこれまた25kmほど今治まで平坦を進む。
登山あとのこのライドが結構堪えました(;^ω^)
結局、予定していた15時半発のフェリーに間に合わず、次の17時50分の便に乗ることに!
ということで、空いている時間で今治グルメを頂く。
今治と言えば、やはり焼豚玉子飯だ!
以前も訪れたことのある白楽天さんへ。
頼んだのは唐揚げとのセットで、焼豚玉子飯は大。
焼豚と目玉焼きを丼にしたという至極シンプルな構造だが、これが半端なくおいしい。
口に入れた瞬間に炸裂する旨味に、思わずがっつかずには入られない!!
ペロっと食べきってしまった。
本当に最高の補給でした!!
日没を過ぎて真っ暗ななか、岡村島へ上陸した。
この時間は初めて。
遠く離れた島で夜に自転車へ乗っているという非日常感がいい・・・。
外灯がなくて幾分心細いが、軽快に進んでいく!
思ったほど気温は低くない。
とびしま海道は、隣のしまなみ海道に比べてこじんまりとした雰囲気がある。
橋の感じも好きだ!
夜は夜で情緒がある。
そして、大崎下島のゲストハウスへ到着。
この宿が本当に良い感じだった!
入り口からお洒落すぎる!
ゲストハウスの方にお話を聞いたところ、どうも昔の建物を改装しているらしい。
かつて、病院だったようだ。
あらゆるところに昔ながらの雰囲気が垣間見える。
とてもいい!
寝室も手作りとのことだが、クオリティーが高い!!
凄く快適に熟睡することができました。
本当に感謝だ!
ちなみに、宿に併設してバーがあるということで、少しお酒も頂いた。
瀬戸内は柑橘類が有名なので、大長レモンとミカンを使ったカクテルを注文。
本当に美味しかった!
さらに、バーテンダーをやっていた方とお話させてもらったところ、なんとゲストハウスを経営する会社の社長さんだった!笑
大崎下島に幾つか店を経営しているらしい。
まだお若そうなのでびっくりした!
大崎下島の御手洗地区の魅力に惹かれて、サラリーマンを止めて起業したとのこと。
趣味、仕事、旅、これからのことなど沢山のお話をして、とても盛り上がりました!
そして、社長さんの経験談はとても勉強になりました。
自分も自分なりに夢を持って行動に移す勇気を持てる社会人になりたいと強く感じました。
ということで、初日から本当に濃かった一日となった。
絶景、グルメ、温かい人との出会いが詰まっている!
これこそ私が旅をする醍醐味だ!!
年内のライドもあと2日。
まずは西日本最高峰への雪山登山。
絶景の『石鎚山』へ
今回の旅
みなさん、こんにちは妹っぴです。もう年は跨いでしまいましたが、2017年最後の旅を行ってきたので、綴ろうと思います。
毎年帰省する父の実家が岡山なのですが、そのついでに少し遠回りしてみようかと!
残念ながら、兵庫と岡山の瀬戸内はあまり面白そうなところがないので、四国を経由することにしました。
今回のルートは以下の通り。
0日目 南港でオレンジフェリー乗船
1日目 石鎚山雪山
2日目 とびしま海道、野呂山(さざなみスカイライン)
3日目 かきしま海道、呉観光
我ながら、かなり欲張りなルートだったかな〜
その代わり、荷物が多すぎてかなりしんどかったけどね・・・。
天気も概ね良かったけれど、3日目がな〜💦
初の「かきしま海道」はあまり楽しめなかったのが、少し残念。
東予港で下船して、いざ石鎚山へ
午前5時半、到着30分前に起きた私は身支度を始める!
まず最初に向かうのは石鎚山。
西日本最高峰だ!
今回は山装備と自転車装備の両方を持ってきているので、しっかり整理して置かなければならない。
積雪期の超級山岳ということで、テンションが上がる!!
果たしてどんな一日になるんだろう??
そして下船後、勢い良く駆け出す!
まずはロープウェイ口までざっと25km。
ロープウェイの始発の8時40分に間に合うように行けば良い。
「余裕だ!」とこの時は思ったが、そう甘くはない・・・
傾斜こそ緩いものの、とにかく長い!
そして身体に重い荷物がのしかかる。
だから休み休み向かう。
四国は少し内陸に入ると、秘境感漂う風景が広がっているので、それに心癒されながら。
かなりペースは遅かったが、何とか時間通りに着くことができた。
西日本最高峰の雪山へアタック
ロープウェイに乗ること10分弱、一気に1300mまでワープできる!すると、一気に世界が変わる。
今シーズン初の本格的な雪山に心が踊る。
そして、「これから西日本最高峰の雪山へ登るんだ」
うん。高揚感を感じずには入られない!!
まずは成就社まで軽く雪山ハイク。
林道といった感じで、キュッキュッと踏みしめていくのが楽しい。
凍結箇所もあり、早くからアイゼン投入です!
アマゾンで1500円ほどで購入した軽アイゼンなのですが、これが使える!
今回の山行ではこれで十分でした。
ようやく着きました!
成就社を越えてからが本格的な登山のスタート。
ここから少し下ってひたすら登っていくルート。
新しい靴に慣れていないのと、傾斜がきつすぎて休み休み行かないともたない!
やはり、雪山は通常よりも消耗する。
この区間が一番辛かった・・・。
しかし夜明峠を迎えた頃、目の前には!?
絶景の尾根へ突入
なんと美しい・・・青空を背景に石鎚山の壮大な山容が望める。
目の前に広がる現実離れした光景。
時折突風が吹き荒れて、神秘的な雰囲気も漂う。
ここには自然と自分だけ。
テンションが上がらないわけがない!!
周囲を埋め尽くす雲海。
その中に、かつて行ったことのある瓶ヶ森が遠望できる。
四国の山並みをここぞとばかりに眺める高景観なエリアでした。
樹氷が無かったのは少し残念だけど、ここまでしっかり晴れてくれることも珍しいから、割り切ろう!
少し進むと、前方に1人登山者を発見!
どうも、この方が今日第一号の登山者らしい。
道を譲って頂いたので、とうとう未踏の登山道を登ることになる。
これも雪山の楽しみの一つだ。
そして山頂近くの神社が見えてきた!
ここまでが本当に長く感じました。
疲れたぁ〜〜〜
とうとう最高峰の山頂へ
感覚的には8合目くらいにある神社を過ぎて、結構危険な道を登っていく。急斜面をトラバースすることもしばしば。
雪崩起きないよな!?とか思いながら・・・
無雪期には鎖を登っていくが、この時期は厳しいく、迂回路の階段ルートも道が細い上に雪のたかなりの急登。
凍結もある!
風も強かったので、安全を確保しながらゆっくり登っていく。
そして、ようやくその頂に足をかける瞬間が!
山頂で待っていたのは圧倒的な絶景でした・・・。
うわぁぁぁああーーー!!!
すげぇええええ!!!
周囲を埋め尽くす雲の海、そこに凛と佇む石鎚山系の山々(二ノ森など)
少しずつ表情を変える美しい景色にただただ見とれていた。
しかし、いかんせん頂上は寒すぎる!!
風が半端なく強いし、手が凍傷しそうだ。
ということで、まさに下ろうとしたところ、先程の登山者の方と再会。
ここまで登ってきた達成感と、絶景を見れた喜びを分かち合う。
これが本当に楽しかった!!
西日本最高峰の雪山を制覇したぞ〜!(天狗岳とともに)
さぁ下りだ。
絶景の山をあとに〜今治
荒々しくそびえる天狗岳の岩壁 |
登りでは思わず足がとまり、キツかったけれど帰りは楽なものです。
ただひとつ気をつけなければならないのは、滑り落ちないようにすること。
そこだけ押さえて、慎重にいくところと、ゆっくり行くところをアクセントをつけて下りていく!
するとなんだか見覚えのある場所へ
これは、あのときの・・・!?笑
木で遊ぶ弟w |
初めて石鎚山に登ったときの記憶。
弟と二人で石鎚山へ登り、仁淀川でキャンプをした思い出・・・。
日本一の透明度を誇る「仁淀川」の代表スポット「にこ淵」 |
キャンプも楽しかったなぁ〜・・・ |
あのときから、この山との縁が生まれたんだよね!
さぁ、登山道序盤の成就社まで戻ってくると、今年最後の参拝。
来年も良き旅ができますように・・・。と
そして、ロープウェイの時間に間に合うように走る。
5時間ほどで自転車を置いているロープウェイ口まで何とか戻ってこれました!
ここからは西条まで25kmほど下り、そこからこれまた25kmほど今治まで平坦を進む。
登山あとのこのライドが結構堪えました(;^ω^)
結局、予定していた15時半発のフェリーに間に合わず、次の17時50分の便に乗ることに!
ということで、空いている時間で今治グルメを頂く。
今治と言えば、やはり焼豚玉子飯だ!
以前も訪れたことのある白楽天さんへ。
頼んだのは唐揚げとのセットで、焼豚玉子飯は大。
焼豚と目玉焼きを丼にしたという至極シンプルな構造だが、これが半端なくおいしい。
口に入れた瞬間に炸裂する旨味に、思わずがっつかずには入られない!!
ペロっと食べきってしまった。
本当に最高の補給でした!!
フェリーで岡村島へ(とびしま海道入り)
今治からフェリーで80分。日没を過ぎて真っ暗ななか、岡村島へ上陸した。
この時間は初めて。
遠く離れた島で夜に自転車へ乗っているという非日常感がいい・・・。
外灯がなくて幾分心細いが、軽快に進んでいく!
思ったほど気温は低くない。
とびしま海道は、隣のしまなみ海道に比べてこじんまりとした雰囲気がある。
橋の感じも好きだ!
夜は夜で情緒がある。
そして、大崎下島のゲストハウスへ到着。
この宿が本当に良い感じだった!
御手洗地区の情緒たっぷり『醫』
ようやく宿に着いたが、なんて情緒ある宿なんだ!入り口からお洒落すぎる!
ゲストハウスの方にお話を聞いたところ、どうも昔の建物を改装しているらしい。
かつて、病院だったようだ。
あらゆるところに昔ながらの雰囲気が垣間見える。
とてもいい!
寝室も手作りとのことだが、クオリティーが高い!!
凄く快適に熟睡することができました。
本当に感謝だ!
ちなみに、宿に併設してバーがあるということで、少しお酒も頂いた。
瀬戸内は柑橘類が有名なので、大長レモンとミカンを使ったカクテルを注文。
本当に美味しかった!
さらに、バーテンダーをやっていた方とお話させてもらったところ、なんとゲストハウスを経営する会社の社長さんだった!笑
大崎下島に幾つか店を経営しているらしい。
まだお若そうなのでびっくりした!
大崎下島の御手洗地区の魅力に惹かれて、サラリーマンを止めて起業したとのこと。
趣味、仕事、旅、これからのことなど沢山のお話をして、とても盛り上がりました!
そして、社長さんの経験談はとても勉強になりました。
自分も自分なりに夢を持って行動に移す勇気を持てる社会人になりたいと強く感じました。
ということで、初日から本当に濃かった一日となった。
絶景、グルメ、温かい人との出会いが詰まっている!
これこそ私が旅をする醍醐味だ!!
年内のライドもあと2日。
-続く-
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