2日目は呉を堪能する一日。
今日は、風情ある町並みが魅力の大崎下島の御手洗地区を出発し、前半は『とびしま海道』、後半は前々から景色がいいと聞いていた『野呂山』へ。
最後は呉らしい潜水艦の景色でしめる。
まさに呉のフルコース的なルート。
山も海を巡る欲張りなコースだ!
本日も快晴でスタートからとても楽しい旅路となった!
朝6時、ムクムクと起き上がる。
とてもぐっすり眠ることができた。
ゲストハウスの寝室環境が快適すぎて有難い!!
朝食まで時間があったので、朝日と町並みを鑑賞。
これがゲストハウス醫(くすし)さんの全貌。
病院を改築していて昔ながらの洋館のまま残る。
御手洗地区は、かつてこの近辺の島々の中心地として栄え、その町並みが現在でも息づいている・・・。
島特有の狭い道と昔ながらの建物が生み出す独特の雰囲気。
短い時間でしたが、とても楽しい散策となりました。
海の方へ戻ってきたら朝日がお出迎え!
ヨーグルトを挟んだクロワッサン!
サツマイモのスープは、スープと言うよりシチューみたいにとろとろで甘くてデザートみたいで美味しかった。
クロワッサンの中のヨーグルトには、この地の特産物のミカンが入っておりこれまた美味。
ヨーグルトの酸っぱさを甘いミカンがカバーしてくれている。
お洒落で最高の朝食だった!
これ込みで1泊4500円程度とリーズナブルなのもありがたい限りだ!
さぁ、ようやく自転車旅のリスタートです。
瀬戸内海の地域で有名なサイクリングスポットとしては「しまなみ海道」が筆頭に上がりますが、実は『海道』はそれだけではない!
その一つが「裏しまなみ」とも呼ばれる「とびしま海道」です。
※正式には安芸灘とびしま海道。
愛媛県の岡村島から、大崎下島、豊島、上蒲刈島、下蒲刈島をつなぐ一連のルート。
フェリーを利用すれば、愛媛県の今治から広島県の呉まで行くことができる。
特徴として「しまなみ」より観光地化されておらず、沿岸をしっかりトレースするルートが魅力。
こじんまりとしていて、静かに海沿いを楽しみながら旅をするには持ってこいの海道だ。
橋もコンパクトで、それはそれで趣きがある。
サイクリストの間では次第に人気が出始めている道で、近年は補給ポイントも整備され始め、本格的な『裏サイクリストの聖地』になりつつある。
ここを風を感じながら・・・
遠く広島や四国と雄大な海を見渡しながらサイクリングするのは至福のひと時。
と、早朝から天気にも恵まれて気持ち良くペダルを漕いでいると、前回とびしまに来た時のハイライトである「物見橋スカイライン」の表示が目に入ってきた・・・!
これが物見橋近くの目印。
高々標高50m~100mの景色とは思えない風景が広がります。
これが「物見橋スカイライン」の醍醐味!
写真左手に写っている橋がいわゆる物見橋。
まさに絶景道に呼ぶにふさわしい素晴らしい眺めだ!
さて、だいぶここには居座ってしまった。
こういうぼーっと景色を眺める時間って意外と久しぶりだった気がする・・・。
あぁ・・・忙しさなど皆無。
癒される時間だった。
ここから沿岸の海道へ一気にダウンヒル!
そして軽快に漕いで行くと、本日3つ目の橋へと差し掛かる!
最後の島、下蒲刈島へ入ります。
写真から分かるように、ここから安芸灘大橋まではあっという間なので、あえて遠回りして島をぐるっと回る。
このルートは、全く観光地化されていなくて本当に静かな海沿いの道。
こういうところをゆっくり走るのはとても気持ちいい。
最後の橋「安芸灘大橋」へと差し掛かる。
これを越えれば、とびしま海道は終了だ!
この時点で午前11時頃。
つまり、とびしま海道は半日あれば十分に楽しめる道と言えます。
実は「しまなみ」よりもハードルは低いかもしれない。
島を抜けると目ぼしいお昼ご飯に有り付けないかもしれないので、気になっていたお好み焼き屋「きしな」さんへと入店!
さすが自転車推進地域だけあって店には必ずサイクルラックが完備されています。
お店は年末ということで地元の方々で賑わっていました。
腹ペコな私は、お好み焼き(450円)と焼うどん(500円)を注文!
二つも頼んで1000円アンダーとかコスパ高すぎる!!
そして両方ともビッグで、かつ美味すぎる!!!
お好み焼きは、生地より野菜の方が多めなのだが、実はそれがいい塩梅・・・。
フルーティーなソースと相まり箸が止まらない!!
これが450円だと!?
というレベル。
焼うどんも食べ応えあったなぁ〜・・・
店員さんも皆、きっと地元のお母さんたちなのだろう。
とっても気さくで何か懐かしい温かさ。
とびしま海道へ来た際は、寄り道必至の名店だと思います!
とびしま海道を出て、国道を少し走ると早速入口を迎える。
呉は山と海が近接する場所。
ここから標高800m上がると思うと恐ろしい…。
それも10kg以上の荷物を背負って、だ(笑)
序盤は木々に囲まれて、地味に辛い7%前後の登りが続く。
荷物も相まって消耗が半端ない💦
冬だというのに汗の量が尋常じゃない・・・!
しかし、そんな苦労も素晴らしい景色を見たら吹き飛ぶ!
いやっほーーーい!!!
鉢巻山展望台は、とびしま海道と瀬戸内海、呉の街並み(川尻)が望める高景観。
そしてここにあった地図が自分の旅ルートをまんま示してくれていてワロタw
しかし、ここはまだ全然頂上ではない・・・。
まだ標高は400mちょっとで、実はここからが本番!
相変わらずキッツイぞ〜!!
休まることがない坂道がグネグネずっと続いていきます。
いつまで登るんやぁっ!と叫びたくなるほど(笑)
やっとこさ分岐点へ。
ここから林道を入って行った先にある「兜山展望台」が本日のゴール!
標高は780mほど。
ほぼほぼ海抜0からのスタートなので中々の標高差である。
林道でも急登に襲われたが、虫の息で走り抜く!
そして、ようやく兜山展望台へ着いたぞ〜!!
おぉ〜〜〜、青い海と瀬戸内海を俯瞰する大パノラマ・・・
「ヒルクライムの後に良い景色」
これが私が自転車で山に挑む理由。
下りは木々に囲まれた林道の雰囲気だが、ところどころ飛び込んでくる瀬戸内海の景色がいい感じ♪♪
時間的になんとか間に合い「アレイからすこじま」へゴール。
いきなり現れる艦隊にテンションが上がる!!
壮観な景色だった・・・!!
そして夕焼けがまた情緒を高めます。
記念に一枚撮ってもらう♪
さてと、夕焼けと潜水艦を眺めながら、先ほど買ったフライケーキをいただこうかな〜
あんこを揚げパンで包んだ饅頭のような感じ。
手頃なおやつに持ってこい!
サクサクで甘くて美味でした。
ゲストハウスに帰る傍、兼ねてから海事産業で栄えてきた呉らしい夕暮れの風景。
思わず見とれてしまう絶景のトワイライトでした。
巨大な船も建造されていたぞ!!
呉は様々な発見があってポタリング感覚で工場地帯を走るのも楽しいね。
夜ご飯は、やはり名物の「海自カレー」になりました。
呉には海上自衛隊のカレーを出す店がたくさんあるのですが、そのどれもが味が違う。
というのも、船ごとにカレーのレシピが違うからです!
私が食べた三河屋珈琲さんは掃討母艦「ぶんご」で提供されていたカレーを再現しています。
フワトロの卵と、甘くコクのあるルーのマッチングが絶妙!
カフェならではのジュースとセットというのもいい。
美味しい晩御飯でした。
こじんまりとした「とびしま海道」は個人的にお気に入り |
今日は、風情ある町並みが魅力の大崎下島の御手洗地区を出発し、前半は『とびしま海道』、後半は前々から景色がいいと聞いていた『野呂山』へ。
最後は呉らしい潜水艦の景色でしめる。
まさに呉のフルコース的なルート。
山も海を巡る欲張りなコースだ!
本日も快晴でスタートからとても楽しい旅路となった!
早朝の御手洗地区を散策
ゲストハウス醫の前にて |
朝6時、ムクムクと起き上がる。
とてもぐっすり眠ることができた。
ゲストハウスの寝室環境が快適すぎて有難い!!
朝食まで時間があったので、朝日と町並みを鑑賞。
これがゲストハウス醫(くすし)さんの全貌。
病院を改築していて昔ながらの洋館のまま残る。
御手洗地区は、かつてこの近辺の島々の中心地として栄え、その町並みが現在でも息づいている・・・。
島特有の狭い道と昔ながらの建物が生み出す独特の雰囲気。
短い時間でしたが、とても楽しい散策となりました。
海の方へ戻ってきたら朝日がお出迎え!
綺麗だぁ〜・・・今日も1日楽しむぞ〜〜〜!!!
そして7時半からは朝ごはん朝ごはん♪♪
サツマイモのスープとヨーグルトを挟んだクロワッサン!
サツマイモのスープは、スープと言うよりシチューみたいにとろとろで甘くてデザートみたいで美味しかった。
クロワッサンの中のヨーグルトには、この地の特産物のミカンが入っておりこれまた美味。
ヨーグルトの酸っぱさを甘いミカンがカバーしてくれている。
お洒落で最高の朝食だった!
これ込みで1泊4500円程度とリーズナブルなのもありがたい限りだ!
さぁ、ようやく自転車旅のリスタートです。
もう一つの絶景海道「とびしま」を走る
岡村島と大崎下島を結ぶ道 |
瀬戸内海の地域で有名なサイクリングスポットとしては「しまなみ海道」が筆頭に上がりますが、実は『海道』はそれだけではない!
その一つが「裏しまなみ」とも呼ばれる「とびしま海道」です。
※正式には安芸灘とびしま海道。
愛媛県の岡村島から、大崎下島、豊島、上蒲刈島、下蒲刈島をつなぐ一連のルート。
フェリーを利用すれば、愛媛県の今治から広島県の呉まで行くことができる。
こじんまりとしていて、静かに海沿いを楽しみながら旅をするには持ってこいの海道だ。
橋もコンパクトで、それはそれで趣きがある。
サイクリストの間では次第に人気が出始めている道で、近年は補給ポイントも整備され始め、本格的な『裏サイクリストの聖地』になりつつある。
遠く広島や四国と雄大な海を見渡しながらサイクリングするのは至福のひと時。
豊島大橋から見渡す瀬戸内海(広島方面)
端正な造形が素敵な豊島大橋
と、早朝から天気にも恵まれて気持ち良くペダルを漕いでいると、前回とびしまに来た時のハイライトである「物見橋スカイライン」の表示が目に入ってきた・・・!
とびしまの隠れたスカイライン「物見橋」
とびしま海道一の眺望を誇るミニチュア絶景道「物見橋スカイライン」
先ほどの標識を過ぎると沿岸ルートから、いきなり分岐点があり、小さな道を登っていく。
「これが果たしてスカイラインなのか!?」と疑問を持つほど道は狭い。
すると突如、奇岩だらけの景観が現れます。これが物見橋近くの目印。
高々標高50m~100mの景色とは思えない風景が広がります。
これが「物見橋スカイライン」の醍醐味!
写真左手に写っている橋がいわゆる物見橋。
ここから「とびしま海道」の各島と、四国側の瀬戸内海を一望することができる。
最初に来たときは、まさに穴場を発見した気分でした。
しかし、その頂上はもう少し上がったところにある!
頂上からの極上の清々しさ。
時間を忘れてゆったりするお気に入りのスポットです!
走ってきた物見橋スカイラインを振り返る。
さて、だいぶここには居座ってしまった。
こういうぼーっと景色を眺める時間って意外と久しぶりだった気がする・・・。
あぁ・・・忙しさなど皆無。
癒される時間だった。
ここから沿岸の海道へ一気にダウンヒル!
そして軽快に漕いで行くと、本日3つ目の橋へと差し掛かる!
最後の島、下蒲刈島へ入ります。
写真から分かるように、ここから安芸灘大橋まではあっという間なので、あえて遠回りして島をぐるっと回る。
こういうところをゆっくり走るのはとても気持ちいい。
最後の橋「安芸灘大橋」へと差し掛かる。
これを越えれば、とびしま海道は終了だ!
この時点で午前11時頃。
つまり、とびしま海道は半日あれば十分に楽しめる道と言えます。
実は「しまなみ」よりもハードルは低いかもしれない。
島を抜けると目ぼしいお昼ご飯に有り付けないかもしれないので、気になっていたお好み焼き屋「きしな」さんへと入店!
さすが自転車推進地域だけあって店には必ずサイクルラックが完備されています。
お店は年末ということで地元の方々で賑わっていました。
腹ペコな私は、お好み焼き(450円)と焼うどん(500円)を注文!
二つも頼んで1000円アンダーとかコスパ高すぎる!!
そして両方ともビッグで、かつ美味すぎる!!!
お好み焼きは、生地より野菜の方が多めなのだが、実はそれがいい塩梅・・・。
フルーティーなソースと相まり箸が止まらない!!
これが450円だと!?
というレベル。
焼うどんも食べ応えあったなぁ〜・・・
店員さんも皆、きっと地元のお母さんたちなのだろう。
とっても気さくで何か懐かしい温かさ。
とびしま海道へ来た際は、寄り道必至の名店だと思います!
広島のヒルクライマーの聖地「野呂山」へ
とびしま海道を出て、国道を少し走ると早速入口を迎える。
呉は山と海が近接する場所。
ここから標高800m上がると思うと恐ろしい…。
それも10kg以上の荷物を背負って、だ(笑)
序盤は木々に囲まれて、地味に辛い7%前後の登りが続く。
荷物も相まって消耗が半端ない💦
冬だというのに汗の量が尋常じゃない・・・!
しかし、そんな苦労も素晴らしい景色を見たら吹き飛ぶ!
いやっほーーーい!!!
鉢巻山展望台は、とびしま海道と瀬戸内海、呉の街並み(川尻)が望める高景観。
そしてここにあった地図が自分の旅ルートをまんま示してくれていてワロタw
石鎚山まで書いてくれているではないか!笑
しかし、ここはまだ全然頂上ではない・・・。
まだ標高は400mちょっとで、実はここからが本番!
相変わらずキッツイぞ〜!!
休まることがない坂道がグネグネずっと続いていきます。
いつまで登るんやぁっ!と叫びたくなるほど(笑)
やっとこさ分岐点へ。
ここから林道を入って行った先にある「兜山展望台」が本日のゴール!
標高は780mほど。
ほぼほぼ海抜0からのスタートなので中々の標高差である。
林道でも急登に襲われたが、虫の息で走り抜く!
そして、ようやく兜山展望台へ着いたぞ〜!!
おぉ〜〜〜、青い海と瀬戸内海を俯瞰する大パノラマ・・・
「ヒルクライムの後に良い景色」
これが私が自転車で山に挑む理由。
達成感と清々しさ、そして満足感・・・。
これら全てを得ることができる。
私的に言えば、楽して見る絶景に価値はない。
苦労して頑張ったからこそ、その風景がより感動的なものになる。
いやぁ、疲れたけれど充実した時間でした!
さぁ出よう!!
下りは木々に囲まれた林道の雰囲気だが、ところどころ飛び込んでくる瀬戸内海の景色がいい感じ♪♪
「アレイからすこじま」ゴール!
野呂山に至る道、通称「さざなみスカイライン」を下り終わって10kmちょっと行けば呉市の市街地へ入る!
そこに本日のゴールであるゲストハウス「クトマレ」があります。
本当はゴール前に野呂山に続くヒルクライムの名所「灰ヶ峰」に登ろうと思ったけれど、時間と体力的に厳しそう・・・
そして、麓から「灰ヶ峰」の展望台が見えたのだけれどエゲツなく高く感じる!!
ということで大人しくゲストハウスに向かったが、それでは時間が余ってしまう。
そこでゲストハウスのオーナーに教えてもらった「アレイからすこじま」を目指しました。
どうも日本で一番「潜水艦」が間近で見られる場所らしい。
と、その前に呉名物の「フライケーキ」を買っておかなくちゃね!笑
時間的になんとか間に合い「アレイからすこじま」へゴール。
いきなり現れる艦隊にテンションが上がる!!
壮観な景色だった・・・!!
そして夕焼けがまた情緒を高めます。
記念に一枚撮ってもらう♪
さてと、夕焼けと潜水艦を眺めながら、先ほど買ったフライケーキをいただこうかな〜
あんこを揚げパンで包んだ饅頭のような感じ。
手頃なおやつに持ってこい!
サクサクで甘くて美味でした。
ゲストハウスに帰る傍、兼ねてから海事産業で栄えてきた呉らしい夕暮れの風景。
思わず見とれてしまう絶景のトワイライトでした。
巨大な船も建造されていたぞ!!
呉は様々な発見があってポタリング感覚で工場地帯を走るのも楽しいね。
夜ご飯は、やはり名物の「海自カレー」になりました。
呉には海上自衛隊のカレーを出す店がたくさんあるのですが、そのどれもが味が違う。
というのも、船ごとにカレーのレシピが違うからです!
私が食べた三河屋珈琲さんは掃討母艦「ぶんご」で提供されていたカレーを再現しています。
フワトロの卵と、甘くコクのあるルーのマッチングが絶妙!
カフェならではのジュースとセットというのもいい。
美味しい晩御飯でした。
ゲストハウス「クトマレ」さんへ戻ると、二人の同泊者の方と談笑。
二人ともまさかの自転車で来ていて、私を入れて全員チャリダーという奇跡!!
自転車のこと、旅のこと、山登りのこと・・・
いろんな会話をして本当に楽しかった!!
初対面で、ここまで波長が合う自転車乗りの方なんてそうそう会えないので何時間も話してました!笑
しかし、明日もあるので夜遅くまで起きずに、スパッと寝る!
この辺も同じスタイルで助かった。
今日も絶景、グルメ、人と・・・
本当に素晴らしい出会いの1日。
明日はとうとう2017年度の最終旅のラストです!
〜続く〜
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