1年ほど前の記事になりますが、京都の名峰「愛宕山」へ雪山登山をしてきたので、その記録をつらつらと。
京都市内で、こんな手軽に本格的な雪山体験できるなんて思っても見なかった!
例年にない積雪量の中、普段の山とはまったく違う白銀の世界に心踊る山行となりました!
そして、この登山が契機となり、私は雪山へとハマっていきます。
学生時代、京都に住んでいた私。
下宿が送り火で有名な「大文字山」近くに住んでいたこともあり、よくこの山へ登っていた。
そして、あるとき興味本位で積雪の大文字山へ足を踏み入れてから、雪山の面白さに気づきます。
それから大学4年のときに、京都を離れる最後の年ということで、愛宕山を登ることに決意!
冬の時期でした。
この山行が半端なく面白くて、完全に雪山登山に目覚めることになった私。
ここで雪の愛宕山に登ったことが、現在の私に繋がっています。
大まかな経緯を書くと以下の通り。
2017年1月 愛宕山・・・雪山の世界にハマる。
同1月 武奈ヶ岳・・・超級の雪山登山を知る。
2017年3月 宮之浦岳(屋久島)・・・雪山×百名山の現実離れした世界に魅了される。
その後、雲仙普賢岳、石鎚山、伯耆大山など百名山を雪の時期に登り始める。
今後も雪の百名山を攻めます!
という風にとんとん拍子で、のめりこんでいきました!!
ということで私が雪山登山にハマる契機となったこの愛宕雪山登山を振り返ってみたいと思う。
嵐山の奥にそびえる京都の名峰で標高は924m。
市中から望める山として、比叡山とともに京都のアイコン的な存在となっています。
実は、京都にいるうちに一度は登ってみたいと思っていた山。
せっかくなので、積雪期に登ろうと決意しました!
登山口までは市中から嵐山、清滝トンネルを通ってイージーアクセス!
そして、原付を登山口付近にとめてスタートします。
出だしから路肩に雪が迎えてくれた。
後から知ったというか、経験則なのだけれど・・・
登山口に雪がある場合、山頂付近はかなりの積雪が期待できる!
前半は、傾斜のゆるやかな林道を進んでいきます。
まだ登山というほどではないが、杉林のひっそりとした感じが何かいい。
そして、雪の山の中を進んでいるという非日常感がたまらない!!
さて、スタートからこんな樹氷も迎えてくれる。
枯木が雪をかぶっただけで、ここまで圧倒的な美しさ・・・。
思わず見とれてしまいます。
さぁ、ここから本格的な登山道の開始だ!
中腹の月輪寺を経由するルート。
愛宕山にはいくつか登山道がありますが、この道は楽しいのでオススメ!
進んでいくと、はじめから結構雪が多い!
(後述するけど、この時は例年に比べて雪が多かったらしい。)
だから、新雪の上をキュッキュッと歩くのが楽しいです。
そして、雪山は雪で道が隠れているので通常の登山よりもアドベンチャー感が増します!!
ここも雪山の醍醐味だ。
ぐんぐん進み、途中で一人のおじいちゃんを抜かすと、どうやら自分が今日このコースの第一号になったようです!!
足跡(トレース)がない!
ここからは本日未踏のエリア。
それだけでテンションが上がります!!
やっと月輪寺に到着!!
今日は天気が良いので、京都市内が一望できました!
寒い冬なのに程よい運動で身体も温まり、風も清々しい。
あぁ・・・本当に楽しい!!
標高が高くなり積雪も増えたので、この辺でアイゼン装着!
あまりにテンション上がりすぎて写真撮りまくってたら、後続に集団が!!
しばらく、ご一緒させてもらうことに!
話していたら、日本百名山3周目に入っている77歳のおじいちゃんも!!
自分もそういう歳になっても、登山や自転車を続けられたらいいなぁ〜・・・。
さて、それにしても雪が深い!!
60cm以上は積雪しているとのこと!!
例年20cmくらいだそうで、こんなことは滅多にないそうだ!
とても運が良かったです笑
雪の重さで木がひん曲がってます!!
このように登山道を塞いでいることも珍しくありません。
しかし、こうやって障害物がある方が冒険っぽくて楽しいのも事実!笑
一休憩
ご一緒させて頂いている集団の方からお裾分け♪♪
有り難い!まさか雪見饅頭が食べられるとは思いませんでした・・・笑
この辺は、雪が枯木にかかって白い満開の桜を見てるようで心癒されました。
ここで、スタートで会ったおじいちゃんと再会!!
お互いこの素晴らしい雪山登山の話で盛り上がります。
写真を撮ってもらいました!
雪も見るとダイブしたくなる癖はどうしようもありません。笑
さあ、この辺は雪が深すぎてアイゼンがあまり効かず・・・
もうこのレベルに来ると、本格的な装備があった方が良さそう!
いやぁ、欲しい装備が多すぎてお金が追い付かない!笑
さあ、ようやく展望の良いとこへ来ましたよ。
しかーし…うーん、ガスーーー(泣)
とはいえ・・・
近くには、なんと樹氷の花。
綺麗すぎる!!!
この辺りで一番メジャーな登山道と合流し、山頂の愛宕神社まで階段を登っていきます。
見えてきた〜!ゴールまであと少し!!
にしても、山頂の杉林の樹氷と神社の雰囲気がとてもいい感じ。
そしてようやくゴール!
山頂・愛宕神社の境内には、ストーブを焚いた休憩所があるのが有り難い!
束の間のオアシスだ♪♪
ここで、麓で買ったパンで昼食タイム。
そしてこの休憩所にて、他の登山客との団欒が楽しい!!
こうした一期一会も登山の醍醐味だったりする。
話を聞いていると、愛宕山は「愛宕参り」という習慣が根づき、リピーターがとても多い山として有名なんだとか・・・!
なんとこの場には、3000回以上登っている方もいました!笑
さて、しばし温まったし、下山へ入ります。
相変わらずの白銀世界。
本当に無雪期と比べて、まったく雰囲気や道の感じが変わるので雪山は本当に面白い!
さて先程、ガスで景色が見えなかったポイントに行ってみたら、何とガスが晴れていて
市中をバックに樹氷が映える絶景!!
うわぁ〜、すげぇ〜〜〜!!!
思わず唸ってしまうほどの絶景!!!
雪山でしか見られない圧倒的な景色。
景色が開けている箇所は、この一部ですが、そこが晴れていて本当に良かった。
これぞ雪山の醍醐味だ。
さてここから先、ひたすら林の中を下っていきます。
これが結構危なかった!
雪深すぎてアイゼン効かないから、滑りそうで怖い・・・
そういうときは、新雪のとこへ足をぶっ込みます!!(笑)
そうすれば固定され安心(°∀°)b
冷たいけど、、、。(笑)
とまぁ、雪でベタベタになりながら無事に下山したわけですが、ついでに空也上人が修行したと言われる「空也滝」へ向かってみた!
すると、あれれ!?
雪の重みで倒壊していました・・・
ひょえ〜、こえーーー笑
とうとう滝へゴール!!
まあ普通の滝でした・・・うん。(笑)
とはいえ、滝自体がこんな大々的にまつられてるのは珍しいのではなかろうか!?
そしてようやく、ジョルノ君のもとへゴール!
ということで、大文字山に続いて私が初めて足を踏み入れた本格的な雪山『愛宕山』
最高の気候条件の中、雪山の醍醐味である白銀世界をたっぷりと味わうことができた。
別世界を冒険し、迎えてくれる絶景の数々。
そして達成感も大きく、本当に満足度が高かったです!!
最初の雪山が「愛宕山」で本当に良かった。
私が一つ趣味を広げるきっかけとなる山行となりました。
京都市内で、こんな手軽に本格的な雪山体験できるなんて思っても見なかった!
例年にない積雪量の中、普段の山とはまったく違う白銀の世界に心踊る山行となりました!
そして、この登山が契機となり、私は雪山へとハマっていきます。
私と雪山登山
近所の大文字山 |
学生時代、京都に住んでいた私。
下宿が送り火で有名な「大文字山」近くに住んでいたこともあり、よくこの山へ登っていた。
そして、あるとき興味本位で積雪の大文字山へ足を踏み入れてから、雪山の面白さに気づきます。
それから大学4年のときに、京都を離れる最後の年ということで、愛宕山を登ることに決意!
冬の時期でした。
この山行が半端なく面白くて、完全に雪山登山に目覚めることになった私。
ここで雪の愛宕山に登ったことが、現在の私に繋がっています。
大まかな経緯を書くと以下の通り。
【雪山登山の遍歴】
2016年1月 大文字山・・・雪山の面白さを知る。2017年1月 愛宕山・・・雪山の世界にハマる。
同1月 武奈ヶ岳・・・超級の雪山登山を知る。
その後、雲仙普賢岳、石鎚山、伯耆大山など百名山を雪の時期に登り始める。
今後も雪の百名山を攻めます!
という風にとんとん拍子で、のめりこんでいきました!!
ということで私が雪山登山にハマる契機となったこの愛宕雪山登山を振り返ってみたいと思う。
雪の愛宕山へ
愛宕山とは・・・嵐山の奥にそびえる京都の名峰で標高は924m。
市中から望める山として、比叡山とともに京都のアイコン的な存在となっています。
実は、京都にいるうちに一度は登ってみたいと思っていた山。
せっかくなので、積雪期に登ろうと決意しました!
登山口までは市中から嵐山、清滝トンネルを通ってイージーアクセス!
そして、原付を登山口付近にとめてスタートします。
出だしから路肩に雪が迎えてくれた。
後から知ったというか、経験則なのだけれど・・・
登山口に雪がある場合、山頂付近はかなりの積雪が期待できる!
面白い建物も!笑 |
前半は、傾斜のゆるやかな林道を進んでいきます。
まだ登山というほどではないが、杉林のひっそりとした感じが何かいい。
そして、雪の山の中を進んでいるという非日常感がたまらない!!
さて、スタートからこんな樹氷も迎えてくれる。
枯木が雪をかぶっただけで、ここまで圧倒的な美しさ・・・。
思わず見とれてしまいます。
さぁ、ここから本格的な登山道の開始だ!
中腹の月輪寺を経由するルート。
愛宕山にはいくつか登山道がありますが、この道は楽しいのでオススメ!
進んでいくと、はじめから結構雪が多い!
(後述するけど、この時は例年に比べて雪が多かったらしい。)
だから、新雪の上をキュッキュッと歩くのが楽しいです。
そして、雪山は雪で道が隠れているので通常の登山よりもアドベンチャー感が増します!!
ここも雪山の醍醐味だ。
ぐんぐん進み、途中で一人のおじいちゃんを抜かすと、どうやら自分が今日このコースの第一号になったようです!!
足跡(トレース)がない!
ここからは本日未踏のエリア。
それだけでテンションが上がります!!
やっと月輪寺に到着!!
今日は天気が良いので、京都市内が一望できました!
寒い冬なのに程よい運動で身体も温まり、風も清々しい。
あぁ・・・本当に楽しい!!
標高が高くなり積雪も増えたので、この辺でアイゼン装着!
あまりにテンション上がりすぎて写真撮りまくってたら、後続に集団が!!
しばらく、ご一緒させてもらうことに!
話していたら、日本百名山3周目に入っている77歳のおじいちゃんも!!
自分もそういう歳になっても、登山や自転車を続けられたらいいなぁ〜・・・。
さて、それにしても雪が深い!!
60cm以上は積雪しているとのこと!!
例年20cmくらいだそうで、こんなことは滅多にないそうだ!
とても運が良かったです笑
雪の重さで木がひん曲がってます!!
このように登山道を塞いでいることも珍しくありません。
しかし、こうやって障害物がある方が冒険っぽくて楽しいのも事実!笑
一休憩
ご一緒させて頂いている集団の方からお裾分け♪♪
有り難い!まさか雪見饅頭が食べられるとは思いませんでした・・・笑
この辺は、雪が枯木にかかって白い満開の桜を見てるようで心癒されました。
ここで、スタートで会ったおじいちゃんと再会!!
お互いこの素晴らしい雪山登山の話で盛り上がります。
雪も見るとダイブしたくなる癖はどうしようもありません。笑
さあ、この辺は雪が深すぎてアイゼンがあまり効かず・・・
もうこのレベルに来ると、本格的な装備があった方が良さそう!
いやぁ、欲しい装備が多すぎてお金が追い付かない!笑
さあ、ようやく展望の良いとこへ来ましたよ。
しかーし…うーん、ガスーーー(泣)
とはいえ・・・
近くには、なんと樹氷の花。
綺麗すぎる!!!
この辺りで一番メジャーな登山道と合流し、山頂の愛宕神社まで階段を登っていきます。
見えてきた〜!ゴールまであと少し!!
にしても、山頂の杉林の樹氷と神社の雰囲気がとてもいい感じ。
そしてようやくゴール!
山頂・愛宕神社の境内には、ストーブを焚いた休憩所があるのが有り難い!
束の間のオアシスだ♪♪
ここで、麓で買ったパンで昼食タイム。
そしてこの休憩所にて、他の登山客との団欒が楽しい!!
こうした一期一会も登山の醍醐味だったりする。
話を聞いていると、愛宕山は「愛宕参り」という習慣が根づき、リピーターがとても多い山として有名なんだとか・・・!
なんとこの場には、3000回以上登っている方もいました!笑
さて、しばし温まったし、下山へ入ります。
相変わらずの白銀世界。
本当に無雪期と比べて、まったく雰囲気や道の感じが変わるので雪山は本当に面白い!
さて先程、ガスで景色が見えなかったポイントに行ってみたら、何とガスが晴れていて
市中をバックに樹氷が映える絶景!!
うわぁ〜、すげぇ〜〜〜!!!
思わず唸ってしまうほどの絶景!!!
雪山でしか見られない圧倒的な景色。
景色が開けている箇所は、この一部ですが、そこが晴れていて本当に良かった。
これぞ雪山の醍醐味だ。
さてここから先、ひたすら林の中を下っていきます。
これが結構危なかった!
雪深すぎてアイゼン効かないから、滑りそうで怖い・・・
そういうときは、新雪のとこへ足をぶっ込みます!!(笑)
そうすれば固定され安心(°∀°)b
冷たいけど、、、。(笑)
とまぁ、雪でベタベタになりながら無事に下山したわけですが、ついでに空也上人が修行したと言われる「空也滝」へ向かってみた!
すると、あれれ!?
雪の重みで倒壊していました・・・
ひょえ〜、こえーーー笑
とうとう滝へゴール!!
まあ普通の滝でした・・・うん。(笑)
とはいえ、滝自体がこんな大々的にまつられてるのは珍しいのではなかろうか!?
そしてようやく、ジョルノ君のもとへゴール!
ということで、大文字山に続いて私が初めて足を踏み入れた本格的な雪山『愛宕山』
最高の気候条件の中、雪山の醍醐味である白銀世界をたっぷりと味わうことができた。
別世界を冒険し、迎えてくれる絶景の数々。
そして達成感も大きく、本当に満足度が高かったです!!
最初の雪山が「愛宕山」で本当に良かった。
私が一つ趣味を広げるきっかけとなる山行となりました。
−完−
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