最終日まで登りまくる!!信州の名道『ビーナスライン』へ
アルプスとは違う高原の絶景道が待ち構える・・・のだが?
知らない天井だ。
こんな感覚、いつ以来だろう。
一瞬自分の置かれた状況がわからなくなり、会社に行こうと準備しようと考えた。
そこでハッと気づく!あ、まだ旅の道中だったんだ!笑
それほどまでに昨日消耗していたからだろうか・・・?
昨日は、夕食を爆食いして、宿に着いてから、睡魔に導かれ倒れこむように寝てしまった。
しかし、一晩休めばHPは完全に回復していた!脚も全く問題ない。
さぁ、朝一で宿の最寄りの「神城駅」へ
神城→北松本までの切符を購入!
自転車でなければ、まず使用しない駅たち。
輪行旅もいいものだ!
さて、今日は三連休の最終日。
1日目ヒルクライム尽くし、2日目超級登山ツーリングと来たし
3日目は信州そばでも食べて、ゆっくりしようかという案も出たけれど…
そこは、さすが【登山ツーリング部】
だって!こんなに晴れてるんだもん!!山に行くしかないでしょ!笑
いざ信州ツーリングの聖地の一つ『ビーナスライン』と百名山『霧ヶ峰』へ
最期の最後まで詰め込む旅となった(笑)
廃道へ迷い込む
北松本から自転車で5分で松本駅!
今日はここに荷物を置いて、身軽な状態でスタートする。
・・・というのも、本日も物凄くUPするコースになるからだ!
何せビーナスラインは最大標高はおよそ1800mで、今日登山する霧ヶ峰の車山の標高は1925m
市内の標高は600m程なので、この落差を分かってもらえるだろう!
それでは、いざスタート!まずは松本市内の風情ある街並みを抜けて・・・
そこから、どうしてこうなった!!!!!笑
・・・・・・・・。
もう一度言う!どうしてこうなったんだ!!!??
松本から主要な県道をひたすら登って行って、扉温泉を越えて辺りから突如!
ヤバい道にアクセスした・・・
土砂崩れ満載、枯木や落石だらけで、とても走れたもんじゃない!
もうMTBばりに担いで乗ってを繰り返し
ホイールにカラマツのカスは付くし、枝や石は踏むし、走れる導線を探すだけで神経を使う!
うん、これは進んでは完全に駄目な奴だったね・・・。
私たちは強行突破しましたが、正直止めるべきだったと猛反省。
そして、本当に疲れた・・・。
しかし、車を発見した時は・・・!!
さぁ、あと少しだ!あと少し!!
気持ちが早る!
この林道の終わりも近いはず!
助かったぁ〜〜〜。
信州らしい景色・・・。
ようやく周囲を見る余裕も出てきました。
そ・し・て・・・
うわぁぁぁぁあああ!!!!何とか切り抜けることができた!
不思議な達成感と、襲い来る極度の徒労感・・・。
しかし、それを祝福するような清々しい空と、紅葉の綺麗な風景が待ってくれていた。
あぁ清々しい限り・・・。
既に標高は1600mオーバー!
ビーナスライン・三峰山へ
さっきの道が嘘みたいに、信州らしく舗装状態の良い林道続いていく!
それもそのはず、既にここは名道『ビーナスライン』の一部なのだ。
ビーナスラインはかなり広域に伸びていて、ともに百名山の美ヶ原と霧ヶ峰をつないでいる。
散々迷ったが、三峰山展望所から霧ヶ峰を選択!
後述するが、これが本当に素晴らしい道だった。
主に標高1600m〜1800mの間で繰り返しアップダウンが続く感じ。
しかし一度登ってしまえば、さほど辛くなく、走り応えと高度感のある道が楽しめる!
そして、写真に収まりきらないほどの大自然が広がっている。
昨日いたアルプスとはまた違う信州の高地の姿
三峰山頂付近のエリアは、どこか阿蘇らしい面持ちも!
この辺りの森林限界は低いのが特徴で1700mくらいから木々がなくなってくる。
しかし、それ故に周囲をパノラマとして楽しみながら走ることができる!!
ほのかに色づく木々が秋の気配
道の先の秋空が清々しい。
そして、ようやく三峰山展望所(標高1800m弱)へ到着!
やっと一息つけるε-(´∀`*)ホッ
ここには軽いレストハウスがあって、キノコ汁がお勧めみたいなので、頂いてきた。
そして、昨日食べてドハマりした「ドライさるなし」も見つけたので購入!
お汁は、様々なキノコがたくさん入っていて、赤味噌と合っていてほんとうに美味しかった!
ビーナスライン本番へ!
さぁ、次なるステージへ
高度感ある素晴らしいダウンヒルが楽しいー!!
適度なワインディングでスピードも出て、路面も良好!
ただ、このスケール感を写真で出せないのが惜しい・・・。
こればかりは実際に走って体感してもらう他ないね!
これから行く霧ヶ峰(真ん中のピーク)をロックオン!
待っててね!
さて、そろそろお昼なので
三峰山を下り、霧ヶ峰方面と諏訪方面に行く和田峠にあった『農の駅』にて
信州そばを堪能!!実は昨日、白馬で食べようとしたけれど訪れた5店舗ほど全てがクローズしていた…
(だから、ラーメンになった信州なのに…w)
やっと食べれるぜ!
蕎麦の香りと、わさびのマッチングが秀逸!
サラッと入るのに、食べ応えがある。
満足満足!!
さぁ、食べ終わったら、再び登りが始まり、いよいよビーナスラインの中核部へ
そこには、また感動的な絶景が待っていた!充実の信州編最終章へ
~続~
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