手軽にできる登山ツーリング
ツツジ百花繚乱の大和葛城山@奈良県 |
最近、私は『登山ツーリング』を紹介する記事を書いているけれど、
確かに、個々のアクティビティとして独立している両者を結び付けることで、ハードルは上がることは確かだ!
特に体力面そして装備や服装などなど・・・
今や車のCMでもお馴染み・四国超級のUFOライン |
標高1000mの四国・風の里 |
しかし・・・
・前者の場合、ただでさえ荷物を増やしたくないヒルクライムで、
・後者ではビンディングに慣れている人がフラットペダルで距離20
ということで自転車&ヒルクライムを結び付けると、 障壁が多く出てくる。
しかし、それに尻込みせずに、まずは手軽に【登山ツーリング】
岩手山へ向かって小岩井農場線ヒルクライム! |
国内初級〜中級登山ツーリングスポット5選
①金比羅山・江文峠
難易度★☆☆☆☆ヒルクライム(景色)★☆☆☆☆(京都の里山らしさ)
登山(景色)★★★☆☆
京都ローディーにはお馴染みだろう。
京都市中からぐるっと一周を練習コースとしている人も多いのではないだろうか?
そういう方はよくご存じだろうが、京都という場所は、南以外の三方を山で囲まれており、特に北側は町らしからぬ大自然が広がる!
その中で、取っ付きやすいのが江文峠→金比羅山登山だ。
天気が良ければ、大原の集落に加えて、新緑の稜線の先に京都市中を見渡すことができる。
高展望も魅力だ!!
個人的には紅葉の時期も行ってみたい山の一つ。
②大和葛城山・水越峠(奈良県御所市)
難易度★★☆☆☆ヒルクライム(景色)★☆☆☆☆
登山(景色)★★★★★
続いて関西になりますが、登山初心者にもロードバイク初心者にも易しく、素晴らしい山の世界が楽しめるルートを紹介します!
大阪南西部の金剛山系に属すこの山は、ツツジの名所として知られ、5月中旬には赤が一面を埋め尽くす絶景が望める!
細い林道をヒルクライムして、こじんまりとした登山道を進めば、少しずつ赤いツツジが顔を出し
最後に現れるこの絶景!!
大和葛城山にはロープウェイがあり、期間中そちらは激混みしますが、このルートなら山の情緒を心行くまま楽しめる。
水越峠にある湧き水?で私はお腹を壊したので要注意!w
③神峰山(広島県大崎上島)
難易度★★★☆☆ヒルクライム(景色)★★★☆☆
登山(景色)★★★☆☆
実は瀬戸内地域こそ、登山ツーリングのメッカに成り得ると私は思っています!
というのも瀬戸内各島には、必ずと言って良いほど山があり、そしてそこに至る道が整備されている!
大崎上島の神峰山(かんのみね)もその一つ。
距離は短いものの激坂ヒルクライムを終えれば、竹原方面を見渡す絶景と
軽いハイキングで山頂へと行く途中に展望台二つを!!
しかしながら・・・
まさに山の名の通り、神のみぞ知る、だ・・・。笑
④寒霞渓・小豆島ブルーライン(香川県小豆島)
難易度★★★☆☆ヒルクライム(景色)★★★★☆
登山(景色)★★★☆☆
私が大好きな小豆島からにも素晴らしいコースがある!
日本三大渓谷美の寒霞渓を登山&ヒルクライムだ。
寒霞渓は、標高約800mの星ヶ城を基点に展開する渓谷で、獲得標高1000m弱のヒルクライムが可能!
そして驚くべきは、ルートの多様性で、寒霞渓までは4つのコースが存在すること。
特にお勧めは小豆島ブルーラインで、美しい瀬戸内海と渓谷美を俯瞰する小豆島らしい絶景を望むことができる!!
特にダウンヒルが今まで走った中でも有数の気持よさ!!
そして寒霞渓や星ヶ城東峰・西峰にはトレッキングコースが張り巡らされていて、道とはまた違った景色が望めるところが良い!
一方、このレベルをこなせるようになれば『登山ツーリング』は次のステップへと移行できる!その指標ともなります。
⑤乗鞍岳・剣ヶ峰(岐阜県高山市)
難易度★★★★☆ヒルクライム(景色)★★★★★
登山(景色)★★★★☆
国内ヒルクライマーのメッカにして、全てのローディーの憧れの場所である乗鞍岳。
ここまでくると初心者の域ではないけれども、やはり最高にお勧めしたいコースだし、目指すべき一つの到達点だと思うので紹介します。
既に走られた方には、周知の事実だが、道の素晴らしさは国内一番を標榜するにふさわしい内容!
岐阜側も長野側も全く違う雰囲気だが、それぞれ最高の絶景が待ってくれています。
そして両方の交点・標高2700mの畳平からは乗鞍の頂(3026m)までお手軽に登山できる!!
乗鞍ヒルクライムするサイクリストは多いが、案外この登山へ移行する人は少ない。
なんとも勿体無い・・・。
こんなに素晴らしい山の世界が待っているのに。
自分がヒルクライムしてきた道を見渡しながら天空の世界を進む!
今思えば天気が良い確率も1/3と低いけれど、晴れれば素晴らしいパノラマ・山容
そして山頂付近では美しい池を望むことができる!!
登山ツーリングの醍醐味である「自分の脚でここまで来たんだ・・・!!」という気持ちを実感することのできるスケールルートの登竜門。
乗鞍ヒルクライム&登山を是非お勧めしたい。
〜完〜
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