海を満喫して紀伊山地をぶった切る超級コース
那智勝浦から潮岬へと至る海沿い区間。
そして対岸には、ずっしりと紀伊大島が佇んでいる。
今から、あの島へと向かうのだ。
思えば学生時代に行った自転車での紀伊半島一周
海岸沿いを概ねトレースして試みたが、アップダウンも多く、時間的にも限られてくるので、行き逃している場所も多かった!
例えば、先程の古座川峡、これから行く紀伊大島
バイクであれば、散らばっているポイントも繋いで回れるし、アップダウンの多さは関係ない!
また旅の楽しみ方が広がるなぁ~~~と感じた。
私が描くのは、基本的に自転車で回りつつ、バイクで補完するタイプ!!
これであれば限られた休みのサラリーマンでも、もっと色んなところを回ることができると思う。
さて、それではいざ紀伊大島へと!
潮岬から道が外れていくこの区間、走るだけでワクワクする!!!
橋の両側には海が広がり、串本の街を眺める景色が見事!!
島の途中は展望一つないアップダウン地獄でした。。。
これは、いつもの自転車では厳しいところだが、バイクにとってみれば好都合!
むしろ走ること自体を楽しむことができる!特権だ。
そして紀伊大島東端の樫野崎へ
ここは昔、トルコの軍艦エルトゥール号が難破したという歴史があり、それを日本が救助支援したことから、今では日本とトルコの友好の架け橋になっている場所。
故に慰霊碑も置かれている。
そんな歴史的背景があるこの場所は、景色や雰囲気も素晴らしい!
特にユニークな設計の灯台がフォトジェニック!!
普通は螺旋階段を内蔵しているのに、この灯台は別出ししている。
これは初期の西洋式灯台だからであろうか・・・??
何れにしてもすごく好きなフォルム!
もちろん広大な太平洋も見渡すことができる!!
これだけで、わざわざ紀伊半島の南端へ来た価値があるだろう!
いやぁ、関西の中でも魅力がたっぷり詰まった南紀
また来たい限り!今度は潮岬で本当にキャンプをしよう!!
高野龍神スカイラインの別の顔
さぁ、それでは紀伊半島を北上する!!たっぷり時間を使ってしまったため、既に12時近い
日没が17時前と考えると、時間がない。。。
急がなければ!!
和歌山ラーメンをサクッと食べて
すさみ南から南紀田辺まで紀勢自動車道を使ってかっ飛ばす!!
(まだ高速道路として本格的に運用されていないので、無料でラッキー!笑)
100km/hほどで走ればあっという間に田辺へ
そこから内陸へバイクを進めます。
しかしながら、途中で川村君とはぐれてしまったので・・・汗
本格的な山岳ルートの手前にある龍神温泉で待ち合わせをすることに!
先程まで二人だったけれど、一人になると冒険感が増す!
そしてここは関西で一番山深い紀伊山地だ。
テンションが上がらないわけがない!!
しかし、極細かつ激坂に襲われたり・・・ (悶絶)
山里の山間部の雰囲気が好きで(春には寒梅も咲くんだろうなぁ〜)
虎ヶ峰周辺の山岳道路が道オタクの心を掴む!!
いやぁ、今まで来たことなかったけれど、まだまだ素晴らしいところがある紀伊山地
(しかし、獲得標高と距離を考えると、到底自転車で来る気にはなれないw)
そして、虎ヶ峰からはひたすら川沿いを快走して、ようやく龍神温泉へ!
8分差くらいで合流できてよかった。
さて、実はこの龍神温泉も来たいと思っていた場所の一つ。
というのも、この龍神温泉と高野山の間にある「高野龍神スカイライン」には、過去3度も自転車で訪れているが、龍神側に下ると帰れなくなる恐れがあるので敬遠してきた。
だから、スカイラインピークの「ごまさんスカイタワー」より南は走ったことがなかったのだ!
やはりこういう意味でも、バイクの補完的役割が大きい!!
出典:龍神温泉 元湯 |
龍神温泉は日本三大美人の湯として秘境の温泉。
透明なサラリとした湯が特徴的ですが、肌がサラサラになっていて、効能を実感できた感じ!
(まぁ男だけどねw)
さぁ、そこから高野龍神スカイライン&高野山の70kmの山越え!
しかして時間は15時半・・・
これはいよいよ余裕がなくなってきた!笑
(私の旅にはありがち)
そして高野龍神スカイラインの頂点に至る頃には、日はだいぶ沈みかけて・・・
ますます焦るけれど(笑)
その代わり、感動的な夕日を望むことができた!!!
いやぁ、何とも温かみに満ちて、叙情的・・・。
いつもギリギリなプランだけれど、その代わり、一期一会の絶景に出会うことができるから、旅はやめられないもの!!
しばし見惚れていました。
そして高野山に着いたのは17時すぎ
もう辺りは真っ暗だ!!
ここからが旅で培った精神力の見せ所(笑)
30km近く標高700mから真っ暗な狭路を下り続ける!
いつまで経っても終わらないし、下れば下るほど登りが現れるので、山の無限ループに入ったかと思ったw
そして麓の橋本に着いたわけだけど、今日泊まる宿がないという状況!
しかし、そこから半ば奇跡的に最高の寝床を確保することができました。
詳細は次稿にて〜(おやすみ〜)
そんな焦りも出てくる中、スカイラインを駆け上がるが、これが見事な道。
紅葉シーズンも美しいが、それが落葉し、葉が一掃されたシーズンも味があった!!
特に西日を浴びて、樹氷のように輝く枯れ木を見ながら走り抜ける時間は極上でした。
そして高野龍神スカイラインの頂点に至る頃には、日はだいぶ沈みかけて・・・
ますます焦るけれど(笑)
その代わり、感動的な夕日を望むことができた!!!
いやぁ、何とも温かみに満ちて、叙情的・・・。
いつもギリギリなプランだけれど、その代わり、一期一会の絶景に出会うことができるから、旅はやめられないもの!!
しばし見惚れていました。
もう辺りは真っ暗だ!!
ここからが旅で培った精神力の見せ所(笑)
30km近く標高700mから真っ暗な狭路を下り続ける!
いつまで経っても終わらないし、下れば下るほど登りが現れるので、山の無限ループに入ったかと思ったw
そして麓の橋本に着いたわけだけど、今日泊まる宿がないという状況!
しかし、そこから半ば奇跡的に最高の寝床を確保することができました。
詳細は次稿にて〜(おやすみ〜)
〜続く〜
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