三重県の絶景地帯をつなぎ帰路へ
思わずハッと起き上る!
一瞬ここがどこで、今どういう状況なのか分からなくなる。
こういうときは、前日凄く疲れていて、ぐっすり寝れた証拠。
頭がリセットされているのだ!!
さぁ状況を整理しよう。
・今、紀伊半島へバイクでツーリングに来ている!・昨日は本州最南端の潮岬から紀伊山地を越えて、何とか宿へ辿り着いた。
・今日は一日をフルに使い、愛知へ帰る。
そう!ツーリングは続いている!
今日がラストだ!!
これから繋ぐのは、三重県の絶景スポットを巡る走り応えのあるルートなので、とても楽しみ!
五條から曽爾高原へ
それにしても、何とか滑り込みで泊めてくれた宿が最高だった!!何と言っても、布団と暖房付きの広々としたこのお部屋で1泊1000円というコスパ!!!
どうもキャンプのオンシーズンには、キャンプ場のスタッフが寝泊まりする部屋として使用しているとのことだが、シーズンは9月末迄
よって10月~3月くらいまでは一般に貸しているとのこと!
しかし、ネット上に情報は無い穴場
ここはこれからもぜひ利用していきたいところ。
(旅を続けていると、こういう宿を見つけられたときの満足度は高い)
さぁ談話スペースでお菓子とコーヒーを頂いて出発!
まずは大宇陀までの助走区間を走る。
奈良の吉野の川沿いは、紅葉が綺麗だった。
今年の見納めかぁ~というところ。
そして途中、少し山の中へ入り津風呂湖へ立ち寄るなど
しずかで緑に囲まれたダム湖で、湖岸を走るワイディングの道が楽しい。
そして、先日オクシズに行ったような、秘境感を醸し出してくれる橋も発見!
ダムカードもゲットしてホクホク気分♪
途中、ひょんなことから立ち寄った和菓子屋さんで食べたみたらし団子と、かりんとう饅頭も美味でした!
お団子をその場で焼いてくれるっていいよね!
香ばしくて、甘すぎない餡が最高のマッチングでした。
そして、そこからしばしバイクをより東へ走らせると・・・
思わず現れる日本離れした景観に圧倒!!
印象的な岩山と集落が作る絶景!!
突如、こうした景色と出会うのが旅の醍醐味だよね!!
曽爾高原から倶留尊山登山!!
さぁ見覚えのある道に入る!
実は、一度だけ曽爾高原にヒルクライムしたことがある。
大学4年の頃だっけ!?もう2年前だ!懐かしい。
山道を登っていった先に、一面に広がる薄原!
秋色一色で、気持ちいい・・・!
足取り軽やかに?向かうのは
山です!!!w
(川村くんごめんね...w)
実は曽爾高原の奥にある倶留尊山(標高1037m)は日本三百名山の一つ!
ここまで来たら攻めないと勿体ない精神で登ったけれど・・・
- 入山料500円
- 景色は微妙
- アップダウンが意外とハード!
ということで結果、微妙でした!笑
とはいえ、バイクばかりで運動不足だったので、その解消と私は今年40座目の登山と一区切り!
川村くん!お疲れ様でした(⌒‐⌒)
とまぁ、登山も加えると、さらに時間が押してしまった訳で、今日もキツいプランになりそうな訳で・・・w
三重の誇る渓谷美「香落渓」と風の谷・青山高原
実はこのエリア!曽爾高原と隣接してもう一つの見所となっているのが『香落渓』柱状摂理と紅葉が織り成す渓谷の間を通り抜けることができる!!
実は、あまり知られていないが「日本百名道」の一つ。
紅葉は散り際だったけれど、それでもこの迫力と特徴的な景観は健在!!
派手さはないけれど、私の大好きな道の一つだ!
そしてラストの『青山高原』
国道163号の頂上・青山峠から伸びる小道をグングンと登ったところにある標高800m程の開けた一帯を指す。
特筆すべきは、日本最大級の風車が割拠し、その合間を縫うように走る道!
先ほどの香落渓と同様「日本百名道」の一つに選出され、爽快なライディングが楽しめる!!
随所に三重県の市街地と伊勢湾を望み、高台に風車が立ち並ぶ様子は『風の谷』という言葉がよく似合い、唯一無二の景色だ!!
夕日が思いっきり風車に降り注ぎ、幻想的な情景を見せてくれた。
まさに、旅の終わりを締めくくりに相応しい絶景でした!
・・・しかし、そこからが苦難(笑)
青山高原で16時半=日没なのにもかかわらず、まだ私の愛知の実家まで100km以上はある・・・
ということで、三重の久居から高速を使ってぶっ飛ばしました(笑)
ぐんぐんスピードが出て怖かったけれど、楽しんでる自分もいたり・・・w(気を付けなきゃ!)
とはいえ、無事に家に着けて良かったな、というところ。。
以上、初めてのバイクツーリングはこれにて終了!
今までの自転車旅とはまた少し毛色の変わった旅となったけれど、これもこれでハマりそうだ(笑)
川村君!振り回してしまった感もあるけれど、これからもよろしくね!笑
~完~
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