自転車で日本各地の道を走る楽しさについて
いろんな地を旅する中で、様々なものに出会ったきたけれど 、その中で一際、心惹かれるものがあった。
それは『道』
例えば、真っ直ぐに途方もなく続く道
山を縫うように走るスケール感が堪らないスカイライン
美しい海を眺める爽快なシーサイドライン
海に飛び込むダウンヒルや、ワインディングの曲線美
時には夕暮れの美しさや、桜や紅葉・四季の花に彩られたり、雲海に出会ったりと
そんな私が好んで止まない『道』について、自転車旅という視点で綴っていきたいと思います。
常に旅の主役
どこかへ旅行するときには、いくつかの目的地を決め、順序を組む!あくまで目的地がメインであって、その間は移動という扱いになる。
これが一般的なプランニングだけれど、自転車旅では少し異なってくる。
確かに目的地は決めるけれど、メインは道の上だ!
立ち寄るスポットその一つ一つに優劣はなく、全て主役!!
(感動や印象の強さに違いはあるけれど)
なので必然的に旅の内容は濃くなるのだ。
これが自転車旅が病み付きになる最大の理由かもしれない!
進んできた軌跡、そしてこれから進む記録
旅のある場面で、来た道を振り返ったとき
「あぁ大変だったけど、あの道を越えてきたんだなぁ~・・・」と思う瞬間があって
一方、それとは逆に「今からあの道を進んでいくんだ!」
「過酷だろうけど、この先の道は面白そうだ!!」とワクワクする感情も出てくる。
自転車旅の醍醐味は、究極的には、その刹那的な時間にある。
感情をフルに使って、どんどん変わっていく道を楽しむという感じ。
(感情の変化なので、ブログの文章は論理的に書きづらくて難しいのだけれど・・・笑)
さて、そのなかで、いつしか「その瞬間瞬間を写真に収めて記憶に残したい」と思うようになった。
今まで進んできた道/これから進む道と、自転車と自分
これらが揃うだけで、それは自分オリジナルな旅を象徴する一枚になる!!
『より自分らしい一枚が撮りたい!!』
これが私の次なる旅の原動力になっています。
道には可能性がある
今まで行ってきた場所の中でも、自転車やバイクなど二輪乗りに限らず全国的に知られている道がある。例えば、瀬戸内の「しまなみ海道」
マキノの「メタセコイアの並木道」
信州の「乗鞍エコーライン」
滋賀の「おにゅう峠」
トレンドだとカローラスポーツのCMで取り上げられている石鎚山系「瓶ヶ森林道」
このように「道」の魅力が人を呼び込む原動力になっている例が徐々に生まれてきています。
元々、移動手段として存在していた道が、それ自体で存在価値を高めている!!
ここに道の可能性を感じざるを得ません。
今まで出会った、そしてこれから私が旅で出会う道
これが、その地域を活気づける原動力になるかもしれない!
そう期待を込めて、私のブログでも「道」についてどんどん発信していきたい!!
〜完〜
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