鈴鹿竜ヶ岳へ登山ツーリング!!待っていたのは…!?
遠く離れた長崎の島原半島でヒルクライム&登山をして邂逅した美しき世界
雲仙普賢岳に咲く樹氷
海抜0mから自分の足だけで標高差1300mを駆け上がり、その別世界へ至ったときの興奮と感動は今でも忘れられない。
12月という秋から冬に移行する束の間の時期に、運が良いと可能な雪山登山ツーリング!!(激レア)
まさか、あの圧倒的な旅に比肩する内容となろうとは・・・!!
出発前は思いも寄らなかった!
そんな「とざつー部」の竜ヶ岳登山ツーリング始動!!
久しぶりに「とざつー部」集合!
出発の二日ほど前から、グループラインがザワザワし始めた・・・!!主に装備の話、気温や天気予報などなど
私が部長を務める「登山ツーリング部」は文字通り、登山と自転車旅を同時に行う「とざつー」が主たる活動で
そのアクティビティの性格上、装備は宿命の問題!!
みんな頭を悩ませていました。
それを見てニヤニヤしていたのは、ここだけの話(笑)
実は、登山ツーリングをある程度こなしてくると、最適な装備というのがわかってくる!
オーバースペックでも大変!でも最低限は満たさなければいけない!
その塩梅が難しかったりする。
・・・とそういう話はさておき
ラインが盛り上がるのと同時に「いよいよこの日が来た!」と、好奇心と気持ちが高まっている自分がいた!!!
「竜ヶ岳登山ツーリング」
この構想は前から持っていた!
名古屋に転職してからというもの、関西メンバーと上手く落ち合える場所として考えていたのが鈴鹿山系だ。
標高差はあれど、難易度としては初級コース!そして竜ヶ岳自体が景色の良い山と聞いていたから、組んでみることにした!
しかしながらメンバーの都合が中々合わず(みんな各々旅で忙しいんだよね…笑
日程調整の結果、結局冬になってしまった。
(しかし、これが功を奏したのは言うまでもない!)
それでは、近江八幡にて集合!
駅から出た後の「おはようございます(о´∀`о)」
この一言で思わず顔の糸がほつれる♪
そして久々に会う趣味仲間、合流すると会話が止まらない・・・!笑
次々と言葉が出てくる!!
輪行を崩しながら、しばし談笑する!
さて、今回のメンバーは総勢5名
- ゆうへい(私):山岳自転車旅ブロガー、絶景オタク
- かいこさん:登山&自転車旅のスペシャリスト、行動力の鬼、厳冬アルプスのテント泊&縦走経験者
- しのなみさん:日本一周し全国を知り尽くす二輪旅マスター、ローカルかつニッチな情報に滅法詳しい
- もりたくさん:「とざつー部」期待の新人!装備や機材についてのこだわりは半端なく、まさに装備の鬼。フルサイズミラーレス&オールドレンズを駆使する!
- せいくん:私と同じ学生時代からの「とざつー」仲間、自転車を始めてからの成長スピードが目覚ましい!!
以上、見てもらえば分かると思うけれど、なかなか精鋭メンバーが揃っている!!
ワンピースで言えば、「麦わら海賊団」のよう?笑(さすがに誇張しすぎ…w)
各ジャンルに精通したスペシャリストと呼ぶべきメンバーもおり、絶えず刺激を及ぼし合える!!
面白いのが、メンバー全員が高性能カメラ(一眼レフ/ミラーレス)とテントを持っているということ!
完全に趣向が合致しているんだよね(笑)
そして今回は、私の親友のsayくん(せいくん)にも、とざつー部に加わってもらった。
まさに、私が求めていた唯一無二の登山ツーリング部が成立しつつある気がする!
奥永源寺ダムでダムカードゲット!笑 |
さて、まずは近江八幡からぷらぷらと走り、東近江を抜け国道421へ
残念ながら竜ヶ岳の手前まで、特に見るところもないので、隊列を組んでサッと抜けていきます!
いやぁ、5人で走るなんて久しぶりだから、それだけで楽しい!!
そして、冬ならではの早朝の引き締まった寒さが意外と心地良い。
雲行きが怪しいのが少し心配なところだが
その厚い雲の手前に、ん?なんか雪帽子が見えるではないか!?!?
おそらく釈迦ヶ岳であろう!間違いなく雪が積もっているぞ!!!
「まさか、この時期に雪なんて・・・」
メンバーのテンションには温度差があった!笑
私「まさか、この時期に雪なんて・・・運が良い!最高じゃん!!行くっきゃないっしょ!!」
かいこさん「まさか、この時期に雪なんて・・・ちょっと厳しいかも!?様子見て、厳しそうなら道の駅で待ってるね!」
しかし、そんなメンバーの声とは裏腹に、「何としてでも雪の竜ヶ岳へ登るってやるぞ・・・」とこの時点で、私の中で決定は下されていた(笑)
竜ヶ岳への登山口「石榑峠」の手前にある道の駅に辿り着いたのは10時半
実は11時頃から雨が降るかも!?という予報で、再び少しどうするか議論になったけれど
もう私の中では、行かないのは考えられなかったので、様々な言葉を用いて、誘導尋問的に説得!笑
一つのことへ執着すると、諦められなくなる私の性格が前面に出ている・・・w
しかし、それ故に、あの結果をもたらしたと思えば、粘り勝ちだろう(笑)
石榑峠ヒルクライム&竜ヶ岳へ
竜ヶ岳の登山口でもある石榑峠は標高700mほど
トンネルの手前側で細い道に入り、ジリジリと登っていくと、目的の山が見えてくる!!
やはり、山頂付近には雪がありそうだ・・・!!
いやぁ、これは運がいい。期待できる!!!
「早く山に登りたい!!」という一心でヒルクライムしました。
そして峠の頂上付近に差し掛かると、青空が見えてくる!
今日は、ずっと曇りでどちらかと言えば雨だったのに、私たちにツキが回ってきている!!
まぁ晴れ男四天王が揃っているからね、こっちは!笑
そして峠に到着だ!
向こう側には三重県の湾岸部が広がっていて爽快だった!!
そして、ゴソゴソと登山の準備を始める・・・!
(こんな自転車旅の風景は私たちだけだろう笑)
まず竜ヶ岳の稜線部までの登り区間を進んで行く!
初心者向けになっていたはずなのに、意外と岩場ありで危険でした。
しかし、眺望は開けてくるし、どんどん変化していくので楽しい!!
鈴鹿の山々の景色や、三重の平野部
そして近づいてくるどっしりとした竜ヶ岳など!!
枯木に覆われているが、突如白くなっている部分!
そこに待っていたのは、なんと樹氷でした・・・!!!
私にとって雪山に登る理由は「樹氷」を見るためと言っても過言ではない。
まさかこのシーズン移行期に、これほど美しい情景を見られるとは・・・!!
樹氷の竜ヶ岳雪山ハイク
そして竜ヶ岳の稜線部へ至る!そこに広がっていたのは、美しい樹氷の世界だった。
その情景はさながら初冬に咲く満開の桜のよう・・・!!
先程までは、木枯らし立ち並ぶ荒涼とした雰囲気だったから、そのギャップが新鮮!
自力で標高差1000mを登りきった先にある別天地へと辿り着いたこの感覚、堪らない!!
これが登山ツーリングの醍醐味だし、まさかゴールが雪山なんて、気持ちが高ぶらない訳がない!!
樹氷の奥に広がる琵琶湖の景色
樹氷が点在する稜線部
三重県の湾岸部方向もばっちり見えています!
竜ヶ岳に特徴的な、草原にポツポツと木々が並ぶ風景
あれは最高峰の御池岳だろうか??
この美しすぎる樹氷の景色を横目にハイキングできるなんて贅沢すぎます。
カメラ勢の私たちにとっては、立ち止まらざるを得ない!!
もりたくさんと子供のようにはしゃぎながら撮影してました(笑)
そして、ようやく山頂へ!
これほど素晴らしいコンディションなのに、登山客は我々を入れて3組しかおらず、山頂を独占状態なのが笑う!!
最高の仲間と、最高の景色と感動を共有する時間、この上なく楽しかったです。
みんなの顔が、それを物語っているよね!!
いやぁ、本当に素晴らしい竜ヶ岳登山ツーリングでした。
後編へと続く!
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