2019年1月1日火曜日

【転職活動記】第二新卒の壁〜転職を勝ち抜く戦い方〜

            

第二新卒の壁〜転職を勝ち抜く戦い方〜

こんにちは!最近転職を果たした、ゆうへいと申します。

今回も転職について記事を執筆してみようと思う。

お題は『第二新卒』について

昨今、ある程度キャリアを積んだ社会人だけでなく、入社3年以内の新人についても転職市場が形成されつつある。

上記のように書くと、それなら第二新卒でも転職しやすいんだ!?と楽観視してしまうかもしれないけれど、ちょっと待ってほしい!

決して甘くはない!

受け手は溢れているけれど、それでは自分の転職条件を満たすところばかりか??

と考えれば、そうではなく、特に「好条件」「大手志向」となれば限定的となる。

加えて、私のような「営業」という文系職種だと募集自体をしていないか、第二新卒では応募条件に満たないことも多々有るのが現状。

そこで本記事では、そうした第二新卒の壁に対して、どのように転職活動を進めれば良いか?

について私の経験を踏まえて、一稿を記したいと思う。

転職するならば3年以上は、あながち間違っていない


私も転職活動をするにあたり、やはり周囲から、ありふれたこの言葉が出てきた。

「転職するのは3年働いてから」

石の上にも三年、まだ就職して間もないのに判断するのは早すぎる!!
キャリアを積まずに、望む転職先が果たして見つかるのか…?
今の条件よりも落ちるに決まっている!

こうした声が根強くあった。

とはいえ当時の私は、そうした声に、なり振り構っている心の余裕は無かったし、何としても転職しようと決意していたので、気にはならなかったけれど。

それでも、今振り返ってみると、この「転職は3年論」は世間の声を代表していている、半分間違いで半分正解かな、と思う。

転職の条件を満たせない


転職先へ応募する際に、満たしていることが前提となるのが「転職条件」

第二新卒にとって、ここが関門で、場合によってはかなりネックになる。

主に二つの制限が設けられていて、その垣根を越えた転職は難しい!

年数の制限


第二新卒に立ちはだかる「営業経験3年以上」という越えられない壁。

これが私の転職先の幅を大いに狭めた!

この条件をカバーできないという点で、応募したい会社の半分以上は諦めたと思う。

それに加えて「営業経験1年以上」という条件が提示されている場合でも、その会社を応募している人材が多ければ、経験年数の低く、ほぼ新卒の私が採用される可能性は下がる。

特に人気な大手求人ほど、その傾向にある。
ここがかなり厳しかった!!

実際に、一番最初の書類選考を受けて、面接まで行けたのは、2割ほどだったし、毎日送られてくる不合格通知に不安になったもの。

応募先の広さで言えば、第二新卒より3年目以上の方が圧倒的に幅が広がる!!

これは間違いないだろう。

業界・職種の制限


転職にて方向転換を考えている人にとって、この縛りは厳しい!

現に私も、その一人だった。

例えば私は、機械商社→機械電子部品メーカーへと転職したわけだが、転職エージェントに言わせれば、かなりのレアケースで、同じ業界内での転職が圧倒的に多いという。

【銀行】【メーカー】【商社】を使って、以下のように纏めてみると分かりやすい。

銀行→銀行 ◎
メーカー→メーカー ◎ ※同ジャンル
商社→商社 ◎ ※同ジャンル
商社(営業)→メーカー(営業) ◯ ※同ジャンル・隣接ジャンルのみ
銀行(人事)→メーカー(人事) ◯ ※ほぼ無いケース
銀行→メーカー(営業) ×

幸いにも私の前職は機械商社で、装置産業に携わっており、扱う商材が幅広かった。

そして当時の担当客先も、日本の誰もが聞いたことであるだろう大手メーカーだったこともあり、私が転職を希望していた機械系のメーカーへの門戸を開くことができた。

しかし、これは完全に前職に依拠する。

仮に上で提示している銀行が前職であれば、第二新卒にて、メーカーや商社(特に大手の)への転職はほぼ不可能と思っていい。

それほどに、新卒で入社した会社は今後のレールを作ると言えるだろう。

一方、未経験を歓迎する場合もある!

その多くがIT系など無形商材を扱う会社であって、大手も数多く求人を出している。

そういった業界を狙うなら、第二新卒での転職先は豊富で幅広い!!

転職の選考時に自信を持って話せるか??

新卒の就職活動にて、誰にも差がない点としては、当たり前だが就業経験がないということ。

だからこそ、個人のパーソナリティや学生時代の話に焦点が当たるわけで、仕事に関わる話、今後のキャリアプランに関わる話は多く出てこない。

しかし転職時には、いくら就業して日が浅い第二新卒と言えど、全く様相が異なる。

明確な転職理由を持っているか?

仕事や業界のイメージが持てているか?

どのような仕事を行ってきて、今後どういう仕事の取り組み方をするか?したいのか?

どういった商材/製品を扱ってきたか?

この会社で活躍できるか!?採用するに値する人材か!?

など明確に、就業経験と個人の性格特性を踏まえて採用が進む。

そのため面接時に、過去行ってきた仕事を通じて自己分析し、いかに自信を持って相手に伝えられるかが重要になってくる。

幸いにも私が前職で担っていた商社の仕事では、引合い入手から検収に至るまで一連の業務を一気通貫して行っており、経験した仕事の幅が広く、担当客先も日本を代表する企業ばかり。

加えて、新人ながら新規開拓の実績も作っていた!!

そのため、過去の経歴に自信を持って話すことができ、今後行っていきたい働き方=志望動機を固めることもできた。

結果的に、苦しんだ前職の土壌があったからこそ、次へと繋がったと言えるかもしれない。

研修が手厚い会社に入社して、半年もしくは1年以上独り立ちせず、まともに仕事をしていなかったら、こうは行かなかっただろう!!

その点で、前職の経験も無駄ではなかった。

第二新卒の壁とどう戦うか?


以上、転職がしやすい時世になっていると言えど、まだまだハードルのある第二新卒での転職。

これを克服するのは難しいけれど、一つ挙げられるのは

「自分が前職での経験に自信を持ち、それをどうPRできるか!?」ということ。

年齢/業種/業界の制約が働き、面接に進むまでに不合格が多いのは仕方がない!

いかに書類選考に通った会社で、合格に繋げるべく面接を行えるかが重要だ。

最初は慣れない面接に失敗してしまうこともあるかもしれないが、PRの核の部分が出来上がっていれば、相手にはしっかりと伝わる!

だから入念な自己分析と、心から自信を持って話せる職業人としての自分を準備しよう。


きっと自分が望む転職を成し遂げられるはずだ!

~完~


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