一歩踏み出すだけで世界が変わる。
そう。ただ一歩踏み出すだけだ。
そこから五感をフルに刺激する雪山の冒険が始まる。
今回のターゲットは比良山系・最高峰の武奈ヶ岳(標高1214m)
今年の1月に超豪雪のなか登った山。
トレースがなく、他の登山者と協力して道を作りながら奮闘したが、タイムオーバーで中腹の御殿山(1097m)止まりだった。
どうやってもその先に行くのは無理であり、仕方なかったのだが、こういうことはやりきらないと気が済まない私の性格。笑
ずーっと悶々としていた。
しかし、ようやくリベンジするチャンスを得たのだ。
鯖街道の変わり様は一目瞭然だった。
路肩にわずかに雪があるのみで、路面凍結も全くしていない。
変わらないのは体感温度、相変わらず寒い。
何度この道を通っただろう。
学生時代に最も思い出のある道の一つ。
今日は日曜で快晴だからか、かなり登山客が多い。
やはり、みんな同じ考えなのだろう。
雪も幾分少なくなっていて登りやすいし、きっと今日は山頂から絶景が期待出来る!
またもや、スタートから1月との変わり様は一目瞭然だった。
そして、程なくいきなり急登坂が始まる。
積雪がなくともかなりの傾斜だ。
しかもかなり凍結しているので慎重に!
思い出深い場所に来た。
ここは1月にトレースづくりを開始した因縁の激坂。
相変わらずキツイ斜面だが、以前に比べれば天と地の差!
可愛い程度にしか積もっていない!以前と比べれば・・・
ということで体力の消耗はそれほどありません。
だいぶ雪が増えてきた。
・・・とはいえ、この差だ!笑
前回の積雪が異常だったと分かります。
以前、武奈ヶ岳へ行った記事には積雪が120cmくらいと書きましたが、実は170cmくらいはあったのではないかと思う。
特に分かりやすいのが、これだ!
武奈ヶ岳を象徴するブナ林。
1月は、木の上部の先っぽしか見えていない、、、。'`,、('∀`) '`,、
それほどまでに過酷ななか1月はチャレンジしたのか!
同じ山でも状況によって難易度は全く違う。
前回、やっと辿り着いた御殿山にも今回は余裕で着いた!
この辺までくると、雪の状態はとても良かった。
キュッキュッと雪に踏み込むのが心地よい。
特に下りでは、踏み込むと脚が固定されるので、ズボスボ脚を突っ込み、雪にダイブしながら駆け下りていく。
これがめっちゃ楽しい!
そして下ったぶん登る!
これが山頂近くの鉄則である。
無雪時に激坂の場合、積雪すると半端ない角度になる。
かなりエグい登りだが、それなりの登り方がある。
色んな雪山を行く中で自然と身に付けた。
それにしても心地よい気温と眺め( ´∀`)
遠く滋賀・福井県境の山々の稜線をのぞむ。
このあたりは本当に山が多いのだなあ・・・。
そして、あっという間に西南稜に到着した。
あとは概ね稜線歩きになる。
急登坂も最後にあるが、ここまでくれば、たいしたことはない。
周りの景色を楽しみながらゆっくりゆっくり歩いていく。
雪庇が立派だ!
周りに木がなく、稜線に雪が溜まりやすいのだろう。
太陽光で、枯木の影も線を生み
水墨画みたいな形相。
これだけでも、何か画になるんだよなあ。
さあ、最後の登り!
これを越えれば、ようやく山頂だ。
やっと達成した!そんな気分だ。
しかし、体力的には物足りない運動量。
近くの伊吹山(1377m)(右)と遠く、白山(2702m)(左)を臨むことができる。
そして琵琶湖!!
こんな景色を見れるのは比良山系だけだろう。
まさに絶景である!!
そして、武奈ヶ岳とどちらに登ろうと迷っていた伊吹山!
もう少し時間を置いたほうが登りやすいかもしれない。
3月中旬以降に狙ってみようと思う。→学生時には行けなかったので、今年挑戦します。
また山頂はすごい人だった。
50人はいただろうか。
こんなに良い気候で景色は良いし、程よい負荷の山だから納得できる。
自分は一人で来ているものの、周囲の楽しそうな雰囲気に浸り、絶景を眺めながらの昼ご飯はとても美味しかった!!
さあ下るぞ!
また稜線を戻っていく。
敢えて道を逸れてみました。
そう!少しくらいスリルがあったほうが楽しいのです!
しかし、一回ずれ落ちると大変だ・・・!!
これは自分が滑ったあと。(笑)
ここで止まったからよいけど、止まらなければ崖下まで真っ逆さまです。(笑)
まあ、雪だから死にはしないが、、、。
このまま急激なアップダウンを繰り返した後、再び御殿山へ戻っていく。
怖いのは、それからの下り。
程よく雪が溶けてシャーベット状に!
脚を入れても固定力がない。
そういうときは、自分の身体ごとそり滑りするに限る(笑)
こういうふうにスムーズに行けば良いが、何せ登山道が狭い箇所が多い武奈ヶ岳!
一回ミスるととんでもないことに
超急激な坂をずれ落ちていく恐怖・・・
思い切り木を蹴ったり、手で木を掴みながら何とか止まることができた!
ここ本当にやばかった(振り返ったところ)
勢いつきすぎて木に突っ込みかけて死ぬかと思いました・・・。
もう、慎重に降りるしかない。
ここが一番の危険地帯!!
だいぶ雪がなくなってきた。
行きは雪があったのだが、、、。
おかげで歩きやすいとはいえ、靴なんてドロドロ
まあ、もう慣れっこ。
このまま何にもなく無事に登山口についた。
そこからあとは市内に帰るだけ!
おおよそ往復6時間というところか。
まあまあのタイムだろう。
今年は色んな雪山で鍛えてきたから、あまり苦はなかった。
とはいえ、危険な部分もあったのでそこを注意するのと、雪山には相応の装備を持っていかないといけないと痛感しました!
なんにせよ目標にしていた雪の武奈ヶ岳を踏破できたのが達成感。
さて、次はどこの山に登ろうか・・・
そう。ただ一歩踏み出すだけだ。
そこから五感をフルに刺激する雪山の冒険が始まる。
今回のターゲットは比良山系・最高峰の武奈ヶ岳(標高1214m)
今年の1月に超豪雪のなか登った山。
トレースがなく、他の登山者と協力して道を作りながら奮闘したが、タイムオーバーで中腹の御殿山(1097m)止まりだった。
どうやってもその先に行くのは無理であり、仕方なかったのだが、こういうことはやりきらないと気が済まない私の性格。笑
ずーっと悶々としていた。
しかし、ようやくリベンジするチャンスを得たのだ。
鯖街道の変わり様は一目瞭然だった。
路肩にわずかに雪があるのみで、路面凍結も全くしていない。
変わらないのは体感温度、相変わらず寒い。
何度この道を通っただろう。
学生時代に最も思い出のある道の一つ。
武奈ヶ岳リベンジ!
さあ、着いた!今日は日曜で快晴だからか、かなり登山客が多い。
やはり、みんな同じ考えなのだろう。
雪も幾分少なくなっていて登りやすいし、きっと今日は山頂から絶景が期待出来る!
またもや、スタートから1月との変わり様は一目瞭然だった。
積雪がなくともかなりの傾斜だ。
しかもかなり凍結しているので慎重に!
思い出深い場所に来た。
ここは1月にトレースづくりを開始した因縁の激坂。
相変わらずキツイ斜面だが、以前に比べれば天と地の差!
可愛い程度にしか積もっていない!以前と比べれば・・・
ということで体力の消耗はそれほどありません。
だいぶ雪が増えてきた。
前回の積雪が異常だったと分かります。
以前、武奈ヶ岳へ行った記事には積雪が120cmくらいと書きましたが、実は170cmくらいはあったのではないかと思う。
特に分かりやすいのが、これだ!
1月は、木の上部の先っぽしか見えていない、、、。'`,、('∀`) '`,、
それほどまでに過酷ななか1月はチャレンジしたのか!
同じ山でも状況によって難易度は全く違う。
前回、やっと辿り着いた御殿山にも今回は余裕で着いた!
この辺までくると、雪の状態はとても良かった。
キュッキュッと雪に踏み込むのが心地よい。
特に下りでは、踏み込むと脚が固定されるので、ズボスボ脚を突っ込み、雪にダイブしながら駆け下りていく。
これがめっちゃ楽しい!
そして下ったぶん登る!
これが山頂近くの鉄則である。
無雪時に激坂の場合、積雪すると半端ない角度になる。
かなりエグい登りだが、それなりの登り方がある。
色んな雪山を行く中で自然と身に付けた。
それにしても心地よい気温と眺め( ´∀`)
遠く滋賀・福井県境の山々の稜線をのぞむ。
このあたりは本当に山が多いのだなあ・・・。
そして、あっという間に西南稜に到着した。
急登坂も最後にあるが、ここまでくれば、たいしたことはない。
周りの景色を楽しみながらゆっくりゆっくり歩いていく。
雪庇が立派だ!
周りに木がなく、稜線に雪が溜まりやすいのだろう。
太陽光で、枯木の影も線を生み
水墨画みたいな形相。
これだけでも、何か画になるんだよなあ。
さあ、最後の登り!
これを越えれば、ようやく山頂だ。
やっと達成した!そんな気分だ。
しかし、体力的には物足りない運動量。
近くの伊吹山(1377m)(右)と遠く、白山(2702m)(左)を臨むことができる。
そして琵琶湖!!
こんな景色を見れるのは比良山系だけだろう。
まさに絶景である!!
そして、武奈ヶ岳とどちらに登ろうと迷っていた伊吹山!
もう少し時間を置いたほうが登りやすいかもしれない。
また山頂はすごい人だった。
50人はいただろうか。
こんなに良い気候で景色は良いし、程よい負荷の山だから納得できる。
自分は一人で来ているものの、周囲の楽しそうな雰囲気に浸り、絶景を眺めながらの昼ご飯はとても美味しかった!!
さあ下るぞ!
また稜線を戻っていく。
やはり西南稜は美しい導線の道。
そして木々がないので相変わらず素晴らしい眺望を眺めながらのスノートレッキングだ!
動画も撮影!
そう!少しくらいスリルがあったほうが楽しいのです!
しかし、一回ずれ落ちると大変だ・・・!!
これは自分が滑ったあと。(笑)
ここで止まったからよいけど、止まらなければ崖下まで真っ逆さまです。(笑)
まあ、雪だから死にはしないが、、、。
このまま急激なアップダウンを繰り返した後、再び御殿山へ戻っていく。
怖いのは、それからの下り。
程よく雪が溶けてシャーベット状に!
脚を入れても固定力がない。
そういうときは、自分の身体ごとそり滑りするに限る(笑)
こういうふうにスムーズに行けば良いが、何せ登山道が狭い箇所が多い武奈ヶ岳!
一回ミスるととんでもないことに
超急激な坂をずれ落ちていく恐怖・・・
思い切り木を蹴ったり、手で木を掴みながら何とか止まることができた!
ここ本当にやばかった(振り返ったところ)
勢いつきすぎて木に突っ込みかけて死ぬかと思いました・・・。
もう、慎重に降りるしかない。
ここが一番の危険地帯!!
だいぶ雪がなくなってきた。
行きは雪があったのだが、、、。
おかげで歩きやすいとはいえ、靴なんてドロドロ
まあ、もう慣れっこ。
このまま何にもなく無事に登山口についた。
そこからあとは市内に帰るだけ!
おおよそ往復6時間というところか。
まあまあのタイムだろう。
今年は色んな雪山で鍛えてきたから、あまり苦はなかった。
とはいえ、危険な部分もあったのでそこを注意するのと、雪山には相応の装備を持っていかないといけないと痛感しました!
なんにせよ目標にしていた雪の武奈ヶ岳を踏破できたのが達成感。
さて、次はどこの山に登ろうか・・・
–完–
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毎日、山に登ってません?(*´∀`)♪笑
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��みかんさん
そんなことないですよん!(笑)
一週間に2山くらいです。(笑)
みかんさんも、毎日マラソンしてません~?(笑)