2018年5月15日火曜日

【総集編】『登山ツーリング』のこれまでと展望

            
とざつーの振り返りと展望を書き綴ってみたいと思います。

『とざつー』・・・登山ツーリングの略。峠やスカイラインを自転車でヒルクライムをして、その後山頂まで登山するスタイルを指す。私の旅のスタンダード。

このスタイルを確立してからもう1年以上が経つだろうか・・・
自転車で上がれる日本最高標高である乗鞍岳を登り、そこから3026mの頂に足を掛けてからだ。

自転車だからこそ味わえる道の楽しさ、そして、それを降りて自分の身体一つで登りきった先にある絶景・・・。

この『とざつー』のスタイルに一目惚れしてしまった私。

その来歴は以下の通り。


乗鞍スカイライン・エコーライン 剣ヶ峰(岐阜/長野)

日本最高標高の道路に初めて挑んだ私は、乗鞍の圧倒的な世界を目の当たりにする・・・!!

まさに天空へと駆け上がるような高度とパノラマ、段違いのスケールの紅葉、そして徒歩で挑んだ剣ヶ峰山頂。


とざつーの原点となった旅。

屋久島一周 宮之浦岳・モッチョ岳・太鼓岩(鹿児島屋久島)

私がよく訪れる小豆島のライダーハウス「ライハのツボ」のオーナーに勧められて、卒業旅行に向かったのが『屋久島』
島一周は走り応えがあったが、天候の変動が激しくて過酷!


そんな島の奥にあるもの・・・
縄文杉を越えて九州最高峰の宮之浦岳へ至ると、そこは樹氷が広がる天空の園。




自分の歴史に残る大山行となった!!

霧島高原道路 韓国岳(鹿児島/宮崎)


えびの高原の手前まで標高差1100mをヒルクライムした後に、標高1700mまで登頂して往復するという1dayとざつーの型を作った本内容。


荒涼とした韓国岳から眺める霧島連山の圧倒的スケールを堪能後、秘湯へ。
とざつーでは、温泉を容易に組み合わせられるという利点もある!

瓶ヶ森林道(UFOライン) 石鎚山・瓶ヶ森・伊予富士(愛媛)


とうとうバイクで行くような道へ興味を持ち始め、四国・石鎚山系に沿って伸びる西日本最高峰の道を見つける。
この道は前述のとおり、尾根に沿って展開するので登山との組み合わせが抜群!!
1700m~2000m級を1日で3座登ることが可能!

天気は満点ではなかったが、それでも圧倒的な四国の山の世界、そのスリルを堪能できました。


乗鞍エコーライン 剣ヶ峰(岐阜/長野)

私の友人を、とざつーの世界へ誘い込んだのは、やはりあの乗鞍だった・・・!!

彼がロードバイクを購入したという朗報を受けて、来る9月に行う北海道旅のためのトレーニングとして行いました。



この回も天候に左右された内容になりましたが、エコーラインとちょう超級山岳が魅せる別世界を堪能してくれた模様。

これが私の友人sayくんとの『とざつー』の第一歩となった。

道道1160号旭岳温泉線 大雪山旭岳(北海道)

社会人になっても、北海道への熱は冷めやまなかった!
学生時代の最後に旅して、その圧倒的な大地の中を走る喜びが忘れられず、再訪しました。

その中で、このとき焦点を当てたのが『日本一早い紅葉』
毎年ニュースで見ており、いつか行ってみたいとずっと思っていた。

だから自転車で行ってきた(笑)

スケールが段違いの北海道の道を駆け上がり、その頂に足を掛けた時の感動は今でも忘れられない。


大雪山の圧倒的に美しい紅葉と、雲海の下に広がる果てしなく広い大地。

間違いなく昨年で一番の旅となった。

乗鞍スカイライン 十石山(乗鞍中腹)(岐阜)


初めて乗鞍へ行ったとき、運よく紅葉が全盛期を迎えていた。
標高差のあるアルプスの紅葉はタイミングが難しい!

この時見た、忘れられないほど美しく色彩に包まれた道、そのパノラマを再び求めて乗鞍へ向かった。

同行者の機転により、乗鞍スカイラインから始まる登山道を開拓することになり、奥穂高を中心に圧倒的なアルプスの世界を堪能。

同じ場所を訪れるにしても、全然違う充実度の『とざつー』があることを身を以て知りました。

仁田峠循環道路 雲仙普賢岳(長崎)

私の大学時代の拠点が長崎県外海町。
その懐かしい地を再訪する傍らで、足を伸ばしたのが雲仙普賢岳。

島原半島の象徴と言える独立峰は険しく立ちはだかり、標高差も海抜0mスタートなことから超ハードな内容になる!

そしてその戦いに勝ち、頂を踏んだ際、目の前に広がるのは霧氷の花畑だった。


雪山登山&ツーリングを組み合わせることができた希少な事例となりました。

大多賀峠 寧比曽岳(愛知)


新緑が美しい時期、私は地元の愛知県三河地方へ戻る。
美しい渓流と新緑、佇む町、そして藤の花。

そんな地元の良さに触れながら、GWに控える阿蘇九重の一大『とざつー』の訓練を行いました。
愛知のヒルクライマーの聖地・大多賀峠と、ひそかに標高1000mを越える寧比曽岳へ
思った以上に、自分が登りに強くなっていると気づく!!
これはGWへの布石。

やまなみハイウェイ くじゅう連山(大分)

先日行ってきた九州の山岳旅。
ツーリングとしては王道コースだが、登山と組み合わせての行程を引いている人はほとんどいないのではなかろうか??

しかし結果、登山も組み合わせたことで、本当に濃密な『とざつー』になりました。
道という点でも、ミルクロード・阿蘇パノラマライン・やまなみハイウェイ・メイプル耶馬溪サイクリングロードや、登山では『くじゅう連山』の圧倒的な世界に引き込まれた!!





登山とツーリングを組み合わせなければ、ここまでの達成感と充実度は得られないと確信した旅。
一生忘れない最高の旅となった。

『とざつー』の展望

以上のように、私の『登山ツーリング』遍歴を振り返ってみた。
いずれも登山と自転車を組み合わせたことにより、旅が圧倒的に濃くなったと思う。

そして私は、その山々と道の魅せる景色に虜となって、また新たな山へのツーリングを志す。
この病み付きになるほどの魅力、大きく言えば日本の自然の素晴らしさを一番ダイレクトに味わえる方法。

これが『とざつー』なのだ!!
そして私は、まだまだ沢山の場所への旅を考えています。
それを公開していこう。

これから予定しているのは以下の通り。


  • 大台ヶ原ドライブウェイ 大台ヶ原 2018年5月・6月
  • 石榑峠 竜ヶ岳 2018年6月
  • ヴィーナスライン・美ヶ原道路 美ヶ原 2018年7月
  • 滋賀草津道路 草津白根山 2018年7月
  • 八幡平アスピーテライン 八幡平 2018年8月
  • 八甲田・十和田ゴールドライン 八甲田山 2018年8月
  • 蔵王エコーライン 蔵王山 2018年10月
  • 知床横断道路 羅臼岳 2019年8月
  • 富士スカイライン 富士山 2019年中


フィールドを東北へと広げる今夏。
そしていずれは北の果ての知床と、とざつーのチャンピオンを語るに相応しい『富士山』へ挑みたい!!

直近ではないけど最終的に行きたいところ


  • 大弛峠 金峰山
  • ニセコパノラマライン 羊蹄山
  • 鳥海山ブルーライン 鳥海山
  • 大山環状道路 大山
  • 利尻島一周 利尻富士
  • 礼文島一周 礼文岳
  • 見ノ越 剣山
  • 十勝岳スカイライン 十勝岳
  • 阿蘇パノラマライン 阿蘇山
  • いろは坂 男体山


まだまだ国内には魅力的なフィールドがたくんあって、行きたいところは尽きない。
とくに礼文島・利尻島一周&礼文岳・利尻富士登山は夢だ。

関東の大弛峠や大菩薩ライン&金峰山・大菩薩嶺など関東も攻めてみたい!

とはいえ、こう見てみると意外と数がないことが分かる(笑)
行動を止めなければ、それらを制覇するのも夢ではないかもしれません。

今後も、私の『とざつー』は続く。
〜続く〜

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