2018年10月16日火曜日

【総集編】登山初心者にお勧めする西日本の山10選

            

登山に挑戦してみたい!!そんな人に持ってこいの名低山を紹介します。


登山に潜在的な興味を持っている人は多い!

しかし、それと同時に踏み出せない人が多いのも事実。

なぜなら色んなハードルがあるから・・・
装備の問題、山は危険という先入観、どの山が登りやすいか分からない等々

そんな人に!そして、そんな人を登山に連れていくときに、山のハードルを払拭でき、その素晴らしさを体感できる。

これを念頭において西日本の山10座をリストアップしてみたので紹介します!



播磨アルプス(兵庫県加古川市)


まず関西以外の人にはあまり知られていないだろう地元の山から。

その名も『播磨アルプス』
各地にある「ご当地アルプス」の一つだ!

正式名称は高御位山と言って、標高300mほどの低山
しかしながら、このスケール感が魅力!!
圧倒的な稜線が続く!

いくつものピークをつないで、神社のある山頂というシチュエーションは、まさにアルプスを彷彿とさせる。

天気が良ければ「小豆島」など瀬戸内海の島々を見ることができ絶景!

負荷も低く、歩きやすい登山道で所要時間もかからない。
まさに初心者にうってつけの山だ!

場所はコチラ!



大和葛城山(奈良県御所市)


やはり色んなところで紹介してしまう『大和葛城山』
周知の通り、鮮烈なツツジが印象的な山だ!!

さて、この山が初心者にオススメなのは、ルートバリエーションが豊富で、ロープウェイがあるから!
登山者の体力に合わせて柔軟に設定できる。

オススメは水越峠からピストンするコース!
「大阪にこんなところあったんだ!?」と思わず口に出してしまうほど、金剛山地の自然を満喫できる。

ダイヤモンドトレイルを使い金剛山と縦走するのもあり!

場所はコチラ!



湖南アルプス(滋賀県大津市)

ご当地アルプス2座目。
滋賀南部にある『湖南アルプス』という低山です。

関西近郊の山のなかでは、最も面白い山という呼び声も高い!
その要因は登山ルートの景観の変化に依るだろう。

まずは前半の沢沿いのルートから始まる。
所々、沢を横切ったり、岩場を進むのが楽しい!

落ヶ滝という名瀑まで至れば、そこからは急斜面を登坂するコース。
低木帯の稜線を歩き、キレットのごとく奇岩エリアへ!

最後の岩登りが楽しい!!
山頂からは滋賀の平野そして、琵琶湖の美しい景色が望めます。

関西トップクラスの低山と言われても納得の面白さだ。

場所はコチラ!



乗鞍岳(岐阜県高山市)

「アルプスに行きたい!でもハードル高そうだなぁ~…」
そんなことはない!乗鞍岳なら♪♪

言わずもがな、その所以はアクセスの容易さだ!!
高山側の朴の木平、松本側の乗鞍高原よりバスが出ており、標高2700mまで楽々アクセスができる。

山頂までの標高差は300m
さっき紹介した播磨アルプスと同じ標高差です(笑)

しかし、景色はさすが3000m級!!
アルプスの天空世界を堪能することができる。
7月には高山植物の花畑が見頃を迎え、雪渓も見られる。
秋には圧倒的な紅葉が山を彩り、壮観の一言・・・!!

ここに行けば、どんな人でも登山にハマると思います。

場所はコチラ!



大台ヶ原(奈良県上北山村)


百名山のひとつながら、取っ付きやすいことで知られる台高の主峰『大台ヶ原』

桜で有名な奈良県の吉野町の奥の奥へ行った秘境の山だ!
ここも前述の北ア/乗鞍岳と同じく、山頂近くまでアプローチできるのが有難い。

登山口のビジターセンターの標高は1600m程なのに対して、大台ヶ原の標高は1695m!
これだけでイージーなのが伝わるだろう。

山としては、隣の大峰山系と近い、修験道の香りがする山
霧が出るとより幻想的な風景になる。

しかし、唯一ハードルが高いのは気象条件。
日本随一の多雨地域なので、入念な天気予報のチェックを!
(当たらないけどねw)

場所はコチラ!



大文字山(京都市左京区)


私が関西にいる頃にはよく登った京都の大文字山
お盆に行われる風物詩「大文字の送り火」で知られる。

その登った回数は何と10回以上!!
しかし、それにはちゃんとした理由があります。

それは『火床の景色の開放感と四季ごとの顔』だ。


春の桜〜夏の新緑〜秋の紅葉〜冬の雪その全てが素晴らしく、移りゆく京都の風景を楽しむことができる!!

基本的に、どんな季節に行っても外れはない。
その中でぜひトライしてみて欲しいのが『夜景』だ!!

全国の有名な夜景を凌ぐスポットとして、ナイトハイキングマニアたちに知られる。
銀閣寺の横の登山口から火床まで30分という手軽さが、初心者には持ってこい!

場所はコチラ!



剣山(徳島県三好市)


四国にある百名山の一つ『剣山』
標高は2000mに迫る名峰ながら、かなりアプローチしやすい山として知られています。

まず登山口の見ノ越が標高1500m弱のところにあり、乗用車で来ることができ
さらにはリフトで標高を稼ぐことができるので実質は標高差300mほどの登山になる。

手軽に四国の大自然を楽しめるのが最大の魅力だ!!

特に剣山のピークから三嶺へと至る途中にある次郎笈の稜線は美しい・・・。

他にも麓にある剣山系が作り出した秘境「祖谷渓」も必見スポット!!

この山なら運動不足のお父さん?お母さん?も含めて、家族全員で楽しむことができると思う!笑
四国へ旅行へ行く際には是非組み込んでもらいたい場所です。

場所はコチラ!



雲仙普賢岳(長崎県雲仙市)


長崎県が誇る独立峰の雲仙普賢岳(標高1500m)
麓の島原半島からは圧倒的な存在感を放ちます!

この山の登山口は「仁田峠」という標高1100mの場所で、車で行くことができるから実質は標高差400mほどの登山になる。
なんとも手軽だ!

そして嬉しいのは、同じ登山口からロープェイと登山道の二択があることだ!
登りか下りのどちらかは楽できるため、初心者の方でも安心♪

さて、雲仙普賢岳の特徴は荒涼とした火山の風景だけど、それが冬になると一変する!
褐色の地肌が綺麗な白色に染まる。

霧氷が美しくてとてもオススメだ!
雨が降って翌日晴れた冬の日に狙いたい。

場所はコチラ!



高見山(雪山)(奈良県吉野郡)


三重県と奈良県の県境に位置する『高見山』
先ほどの大台ヶ原とともに台高山脈の主脈を形成しています。

そこまで特徴があるように見えない低山なのですが、全国的にも有名!
その所以は『霧氷』です。

いわば雪山登山の代名詞になっている『霧氷』が圧倒的に美しい山として知られており、それを見るために毎年多くの人がこの山へ向かう。

さて、雪山と聞いて、ハードルを高く感じる人もいるかもしれないが心配は要らない。
厳冬期はバスで登山口まで移動でき、登山ルートも全て緩やかで本当に登りやすい!!

登山客も多い為、遭難の心配は皆無で、下山口には温泉もある。

初めての雪山登山にすごくオススメの山だ!

場所はコチラ!




太鼓岩&白谷雲水峡(鹿児島県屋久島)

ラストを飾るのは、洋上のアルプスを擁す世界遺産の屋久島から
白谷雲水峡のピークとなっている『太鼓岩』(標高1050m)だ!

屋久島といえば「縄文杉」が有名だが、実際に歩いた感想から言うと、登山をしているというよりほぼ平坦の廃線跡を歩いている感じ。
若干アウトドア感に乏しい…

しかし、その奥の宮之浦岳は日帰りは不可能で、初心者には易しくない山

ということで、その中間的な位置付けとして『白谷雲水峡&太鼓岩』がおすすめ!

まず山麓に展開する白谷雲水峡とは「もののけ姫」を連想させる太古の森という雰囲気。
苔と水、屋久島の自然美をここぞとばかり堪能できる場所だ。

そして、その野趣あふれる森を上りきれば、洋上のアルプスを見渡す大パノラマスポットの『太鼓岩』へと当たる。

これがハンパない開放感!!
そして広がる圧倒的な大自然の懐・・・!!!

決して初心者には楽ではないルートだが、満足できること間違いなしだ。

以上、かなり楽だけれど、登山を好きになること間違いなしの山々を紹介してきた!
西日本で登山を始める人、東日本から遠征を考えている人には是非お勧めしたい。

場所はコチラ!



〜完〜

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