2018年10月17日水曜日

自転車旅 小豆島 総集編

【総集編】小豆島が初自転車旅に最適な理由

　　　　　　　　　　　　

大好きな小豆島について振り返ります！

そろそろ私が初めて小豆島を訪れてから３年かぁ・・・
ふと、そんな事が頭によぎった。

思えば、この島を訪れたことが、私の自転車ライフが現在の形となる契機となったと言えるだろう。

自転車旅を始め、絶景を求めて海を走り、山に登り、現地の歴史文化に触れつつ、食を堪能し、温かい出会いを楽しむ。


こうしたスタイルの原点は全て『小豆島』にある！！
間違いなくそう断言できる。

本稿では、そんな私が愛してやまない小豆島を改めて振り返ってみたいと思う。
そして、この記事を通して小豆島をきっかけに旅チャリダーが一人でも多く現れるのを願って …

自転車旅はきつ過ぎても緩すぎてもダメ！

さて、瀬戸内海に浮かぶ小豆島

面積は淡路島に次ぐ２位で周囲は100ｋｍほど

当時、私は何の情報もなく訪れたけれど、この島はアップダウン地獄で、まさに「山の島」だった！！

しかし、初自転車旅で、この要素が非常に大切だったと思う。

何故なら「楽すぎたら自転車旅にならない」からだ。
それでは単なるポタライドになってしまう。

何度も現れる登りが、強制的に自分の殻を破らざるを得ない状況へ持っていく。
特に小豆島が誇る屈指の山岳『寒霞渓』と『西寒霞渓』には鍛えられた！

しかし、ただ鍛えるという要素ではない。

小豆島の魅力として『登れば登るほど絶景』がある！！
苦しくも辛くも、最後に現れる『絶景』という最高のご褒美！！ 

この上ない達成感と清々しさ、そして「この絶景を見るために」という登る動機を得た！

私が自転車旅＆登山＝登山ツーリングを行う原種は、この時既にあったのかもしれません。

ライダーハウス『ライハのツボ』の存在

初めて小豆島を訪れて泊まった場所『ライツボ』の存在が大きかった。

まずは、その立地！

先ほど挙げた西寒霞渓の頂上にあり、この場所に泊まるには 6.5ｋｍほどのヒルクライムを強制的にしなければならない！

しかし、この環境が精神的/登坂力的に成長できた所以でもある！

さらに「ライダーハウス」という文化に触れることができたのも大きい！

低価格で泊まることができ、宿泊者とオーナーが身近な距離で過ごす時間が新鮮でした。

この時ライダーハウスに泊まったことが、ライハの聖地「北海道ツーリング」へとつながることになる。 

また、ライツボのオーナーに連れて行ってもらった絶景スポットに度肝を抜かれた！！
あのときの感動と興奮は今でもしっかりと残っています・・・。

これまで色んなところに走りに行った今でもなお、屈指の絶景といえるこの場所

「登ったからこそ見られる景色がある」
それを強く感じました！！

そして、この時からマイナーだが素晴らしい場所を探す癖ができた！

自転車旅のネタが尽きないのは、こうした視点を得られたから。
原点は小豆島にあります。

圧倒的なコンテンツと深く知れば知るほど魅力的な島

自転車旅の良いところは「同じ場所に何度でも旅をしたくなる点」にあると思う。

もちろん、走行距離が限られるから、一度に全部回り切れないということもあるが
それよりも、よりミクロな視点で旅先を巡るため発見が尽きないということ！


「あの場所に今度は行ってみたい」

「この場所に違う季節に来てみたい」

「さっきダウンヒルしてきた道だけれど、今度は登ってみたい」

などなど「次はこうしたい」がどんどん出てくる！！


そうした再訪欲求が、この島は圧倒的！！！
現に私も3年間で10回もこの島を訪れている。

そのトリガーになっているのは『豊富すぎるコンテンツ』です。

・絶景（四方指・寒霞渓・碁石山・重ね岩・西寒霞渓・石の館） 

・道（小豆島スカイライン・三都半島・小豆島ブルーラインなど） 

・グルメ（イート、ウチンク、おおみねのうどん屋、ミノリジェラートなど） 

・観光（ヤマロク醤油、オリーブ公園、エンジェルロード、天狗岩、裏エンジェルロード）

 
・瀬戸芸アート（瀬戸内国際芸術祭）や「お接待」などなど


到底一度では回り切れない半端ないラインナップ！！


に加えて、『四季ごとの島の魅せる顔』
特に春の桜の美しさは圧倒的でした。

城山公園や粟池ダムなどなど有名な桜スポットと比肩するレベルの場所が存在する。

何度でも景色の微妙な移り変わりに呼応して訪れたくなる景色がある。

これが、何度訪れても小豆島の魅力が色あせない理由なのです。

さて、このように小豆島のコンテンツ力の高さを語ってきたわけだが、それが現在の旅スタイルへと帰結している。

旅先には、どんなコンテンツがあるか？かなり細かくサーチする力と癖がついた。

そのおかげで、オリジナリティが強く、私オンリーの旅プランが組めるようになった。

以上、振り返ってみれば、あらゆるところで小豆島の影響が波及しているなぁ〜と感じるし、この島に出会えて良かったと心から思います。

今から自転車を使って旅を始めたい人

『小豆島は行ってみてはどうですか？？』

〜完〜

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