2020年7月1日水曜日

【トラベルライターって?】副業ライターをがむしゃらに続けたら「人生構想」が固まった話

            

こんにちは!このブログを運営しているライターの土庄雄平です。

前回の投稿が2019年6月と、丸一年空いてしまいましたが、ようやくブログの方にも手を出せる余裕が出てきました!

このブログを定期的に訪問していただいていた方、申し訳ございません。そしてお待たせいたしました。

これからも隙を見て更新していくので宜しくお願いします!


さて今回、久しぶりに何を綴っていくかというと、私が約1年前に始めた「トラベルライター」について。具体的には、旅をしてその経験を記事におこし、報酬を得るというお仕事です。

専業ライターに比べたらまだまだ未熟ではありますが、今年に入ってようやく人前で報告できる程度には実績を積むことができたかな?と思っています。

・なぜライターを志したのか?
・そのやりがい、大変なこと、楽しさ
・実際に仕事はどうやってもらっているか?報酬はどのくらいなの?


などなど、赤裸々に報告していきたいと思います。

なぜトラベルライターを志したか?




新卒で入った商社、そして今勤めているメーカーへ渡り歩いてきた私。この春で社会人4年目が突入しますが、世間では割と早い時期に転職を行ってきた部類と言えるでしょう。

社会人経験は浅いですが、二つの会社を経験してきて、会社に勤めることの良し悪しが大方分かってきました。またこれまで3年以上経験した「営業」という職についても同様です。

私がライターを志すようになったのは、一言で言えば「会社勤めの反動」なのです。

【会社勤め】
収入が安定する⇄どれだけ頑張っても年功序列・・・やったらやった分だけ評価されたい!副業で収入を補填。

【営業】
やることやれば割と自由⇄やりがいはそこまで無い・・・自分がやっていて楽しいことを仕事にしたい!残業は極力無くして、アフター5は記事執筆に注ぎ込む。


転職活動を経て、1社目の劣悪な労務環境(サービス残業・体育会系・長時間の拘束)は改善されましたが、2社目に待っていたのは、伝統的な大企業に良くあるモチベーションの上がらない環境(仕事のできる人に集中・いくら頑張っても昇給や昇級は年功序列)。

その持て余している力の矛先を「トラベルライター」へと向けたのです。

結果的に、企業勤めの時間の制約はありながらも、限られた休日とアフター5を有効活用し、有意義な生活を送ることができています。

どうやってトラベルライターになったの?




旅行メディア「トラベルjp(旧たびねす)」へ応募して、書類選考・面接を経て、トラベルライターとしてデビューしました!

ライターになるには、ランサーズやクラウドワークスで経験を積んでから、というプロセをよく巷で見かけますが、私はその段階を経ていません。

というのも、このブログで散々執筆を行ってきたし、写真もある程度のレベルで撮影できるようになっていたので、最初からメディアに売り込もうと考えたのです。

トラベルライターを一般公募しているメディアはいくつかありますが、ほとんどは訪問した外国の数や、公式媒体での執筆実績を求められます。

日本の旅情報に特化しており、媒体実績のない初心者でもOK、そして今後の可能性が広がる巨大メディアと考えた時、トラベルjp一択でした。

どうやって仕事を得ているの?収入は?




トラベルjpでは有難いことに、ライター自身が書きたいテーマをセレクトし、記事として入稿、そして承認作業を経て掲載となります。そのため、記事の入稿数に制限がなく、自分の書きたい内容があれば、実質いくらでも書くことが可能です。

そしてトラベルjp独自のアルゴリズムにより、記事掲載数が増えるに比例して、報酬も上がっていきます。これが自分にはとても大きかった!

というのも私が会社勤めで抱いていた「いくら頑張っても収入が一定しか上がらない」という悩みを解消してくれたからです。

そこで半年以上にわたり、トラベルjp記事執筆に専念します。(そのため、このブログは休んでおりました。)

報酬は月数千円から、半年後には数万円まで伸び、年間で数十万円。
自分が思っていたより副業収入を伸ばすことができました!

(現在はトラベルjpにてライターは募集していません。入稿規定や報酬についても変更されています。)

活動の幅が広がったSAGOJO




一度熱中すると止まらない性格の私。1年後には230を超える記事数まで伸ばします。その過程で、2019年トラベルjpナビゲーターアワードを受賞し、Google社のyoutube広告へ採用頂くなど、ライターとしての箔をつけることができました。

そこで次に手を出したのが旅人求人サイト「SAGOJO」
旅人に仕事を依頼したい法人と、仕事が欲しいライターを結びつける役割を担うベンチャー企業です。

ここに所属して、仕事を受注しているライターはすでに活躍しているライターが多く、新規参入は少しハードルが高いのですが、実績を十分に積んだ今なら、挑戦できるだろう!という思いで積極的に利用しています。



応募した仕事全てではありませんが、様々な仕事を受注し、複数媒体で経験を積むことができました。

またちょうど今、旅行メディアの立ち上げに参画するプロジェクトが始動したり、旅行先をPRする代わりに無料で宿泊できる「TENJIKU越前大野」など、面白いプロジェクトもあるため、マンネリしがちなライター活動に刺激を与えてくれました。

※2021年9月現在 当サイト運営の体制やビジネススキームに疑問があり、単発案件でなく長期継続案件にリソースを使いたいことも相まって、現在退会しております。

ライターとして次のステージへ!地域おこしへ参画




これまで私は3年半以上、自転車にまたがり日本各地へ旅を続けています。

その中で「地方こそ高いポテンシャルがあること」を幾度となく感じ、それを発信することをモチベーションにしてきました。

自分の旅をして見つけた旅行先の魅力を発信することで、読者の旅行喚起へ繋がり、そしてお世話になった旅行先へお客さんが訪れる。

トラベルライターとして大きな『やりがい』の一つと言えるでしょう。

とはいえ、これはある種の自己満足。自分から旅先へアプローチし、記事を入稿して終わるという自己完結形の試みです。

しかしながら、最近はその自己満足の殻を破り、ライターとして一つ次のステージへ進むことができたという確信があります。



なぜなら、トラベルjpを通じて、行政や観光協会からの依頼案件を任されるようになり、活動の幅が広がったから。これまで「久米島町観光協会」さんや「乙訓・八幡広域観光連絡協議会」さんとの取材案件を行ってきました。

これらを経て

・自転車旅で培ったミクロな視点は、地域の魅力を深掘りするのに有用
→新たな地域おこしの着眼点の提示

・自分の取材スタイルや掲載記事に喜んでもらえる
→次回もお願いしたいと言ってもらえる嬉しさ・やりがい

以上の二つに行き着きました。

もはや自己完結の領域を超えて、地域おこしに貢献できたという自負。プロのトラベルライターとして認めてもらえている自負。間違いなくライターとして一歩成長できたと感じた瞬間です。

これからの構想は?ライター専業で食べていけるの?




まだまだライター収入は本業の1/2程度。月々で言えばやっと二桁に乗ったところ。

ライター専業で食べていくのは厳しいし、私は博打を打てる性格でもないので、これまで通り本業(会社員)・副業(ライター)を続けていきます。

しかし、この先、ライターを生かして食べて行きたいのも事実。

そのためには
①旅ジャンルに固執せず、様々なジャンルに貪欲に手を出していくこと。
②ライターとしての執筆能力だけでなく、取材力や編集力そして撮影力も付けること。
③関係性を築き、各自治体案件や高単価の仕事を受注できること。


以上の三つを磨き、ライターとして稼いでいける体力を付けるか?
そうでなければ取材=仕事にできる企業を目指すか?

ステップアップを踏んでいくことになります。
まだ時間がかかるかもしれませんが、できることを着実に。私らしい将来を設計できたらいいな!

今年は結婚をして家族ができるので、本業の土台をしっかり維持しつつ、副業で飛躍する一年を目指します!

2 件のコメント :

  1. おはようございます。
    ていうか、お久しぶりです、ライツボです。
    にしても、トラベルライター!土庄さんにとってはまさに天職!いや素晴らしい。
    あれですよね、この前も言ったかも?ですが、

    (好きを極めて、それが人の役に立つと仕事になる)

    んですね。私はそう信じてます。

    あと、これは個人的な希望なのですが、

    (ブレないで欲しい)

    んですね。 

    依頼された仕事なので行きたくもない所に行く。面白くもない所を面白く書かないといけない。

    そんな状況には成ってほしく無・・・

    ま、土庄さんならならないですね(笑)

    でわでは、今日も良い一日を!これからも良い旅を!

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    1. ライツボさん

      毎度コメントありがとうございます!
      自分の好きなことを仕事にしたい!!そういう思いから、たった一年ですが、飛躍できて良かったです。

      電話もしましたが、それもこれもライツボさんとの出会いのおかげ!

      私の記事で旅行者が増え、お世話になった旅先に恩返しをできれば良いなと思います!

      あと、面白くもないところについてですが、この頃あらゆるものを楽しめるようになってきたので、心配ないです!ありがとうございます♪

      行った先々で一期一会がある。素晴らしい風景や食べ物、そして人の温かさがある。

      本当に日本は面白さが計り知れない場所と思ってます!またライツボ訪問時に報告させて頂きますね!

      土庄

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