フェリーターミナルもそうだけど、先程までの福江島とは大きく違うのは、その島の規模だ。
一般的にイメージする昔ながらの小ぢんまりとした離島の港町がそこにはあった。
そして、その先に広がる入り組んだ地形が、この島の自然の豊かさ、景色の素晴らしさを予感させてくれる!
青い海と新緑のコントラストが本当に爽快・・・。
輪行してないのもあって、サクッと走り出せるのがいい!自転車代が安い航路では、そのまま載せるのも十分有り、と思う。
まず迎えるのは、港一体に掲げられる鯉のぼり!島の穏やかな雰囲気ととてもマッチしていた。こういう生活感のある風景が大好きだ。
それでは町から逸れて、すかさず海岸線の道へと向かう。グーグルマップには特に何も記されていない道だったのだけれど、実際に走ってみると見事に裏切られた!
五島列島を旅してきた中で、こういうことも当たり前となった。どこを走っても絶景と気持ちよさの連続。
自転車の機動力と、持ち合わせている好奇心が一気に解放される。自分の感性の受け皿となってくれるフィールドがある。
普段であれば10分となく走り抜けてしまう距離でも、何度でも立ち止まってしまう。その度にカメラを構えている。私と一緒に走っている友人もそうだった。
旅の素晴らしさ楽しさを、その場で共有できるのって最高だ!
ふと岩礁になっている場所があって、自転車を降りてふと寄ってみた。
目の前には、相変わらず真っ青な海が広がっていて、そこで各々記念撮影!五島列島・奈留島の雄大さが分かってもらえるのではないだろうか?
そして少し入江となった場所へと入った。するとみるみる海の色が変わっていく。なんと言えば良いのだろう。
コバルトブルーではなく、スカイブルー。空の色がスーッと水面に吸い込まれているみたいだった。
コバルトブルーではなく、スカイブルー。空の色がスーッと水面に吸い込まれているみたいだった。
そんな些細な発見に添えられるのは、なんということにない漁村風景。まるで観光地の気配のない奈留島。
目の前の全風景を独り占めできる幸せ。
そして、そこから海岸線を少しヒルクライム!辛かった思い出がないのは、この島の清々しさの賜物かもしれない。
「小田河原展望台」からは隣の久賀島や、今朝までいた福江島がくっきりと。どこか瀬戸内海のような多島美を彷彿とさせてくれる。
絶景の中でいただくご飯ほど美味しいものはない。
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