今だからこそ言える新卒就活の失敗談
現在、大学3年生の学生はもう動き出しているだろうか??
かくいう私も2年前、この時期頃から急に慌ただしくしていたなぁ・・・と思い出します。
そう!2019年の就職活動だ!!
この1月から各企業が説明会を開き、3月からエントリーの開始!
そこから3ヶ月ほどで大半の学生の就職先が決定する。
しかしながら今振り返ってみれば、短期間で人生の一方向が決まってしまう大イベントであるにもかかわらず、自分の活動はとても甘かった!
(故に転職をすることになったのだが・・・
そこで今から就活を本格的に行う学生に「私と同様な失敗をしてほしくない」という思いと、自身の整理を含めて、私の新卒就活の反省をしていきたいと思う。
自分の軸が分からない
就職活動を進めていくに当たって、まず大切になるのはエントリーシートへ記載する自己PRと志望動機
そして、それを書くためには「自分がどのような人間で、就職についてどんな軸に重きを置くか?」
自己分析をして把握していく必要がある。
就活に成功するためには自己分析が鍵になる!!
・・・と就職活動の前半には、様々なキャリアカウンセラーが口を酸っぱくして言うのだけれど、正直、全く現実味がわかない!
自分がどういう人間か分かっても、どんな軸に重きを置いたら良いのか分からない。
そもそも軸って、どんなことを指すのだろう?
そんな疑問ばかりを当時の私は抱えていた。
しかし、既に企業のエントリーは始まっているし、タイムリミットは迫る!
ついに私は、自己分析の末、自分の軸をしっかり見定めず、就職活動を行ってしまった。
一応、それらしい軸を設けてはいたが、今思えば、それは表面上のもので、自分の核心を突くものではなかった。
これが新卒入社の会社で自分が躓いた最大の原因かもしれない。
そして公開されている平均年収を重視して、企業を選択した自分は、大切なことを何も分かってはいなかった。
そんな疑問ばかりを当時の私は抱えていた。
しかし、既に企業のエントリーは始まっているし、タイムリミットは迫る!
ついに私は、自己分析の末、自分の軸をしっかり見定めず、就職活動を行ってしまった。
一応、それらしい軸を設けてはいたが、今思えば、それは表面上のもので、自分の核心を突くものではなかった。
これが新卒入社の会社で自分が躓いた最大の原因かもしれない。
そして公開されている平均年収を重視して、企業を選択した自分は、大切なことを何も分かってはいなかった。
自分の軸がどういうものか分かった一回目の就職
約4ヶ月間の就職活動を終えて、いくつか内定をもらった私。就職先を定めて、順風満帆な状態で大学を卒業した。
しかし、就職してから待っていたのは、私が想像していたものとはかけ離れた世界だった。
いや、正確に言えば、ある程度想像してはいたが、自分は耐えられると過信していたと言った方が正しいかもしれない。
・旧態依然とした職場環境
・お金のつかない残業
・若手を無理させる文化
・飲みやゴルフを強制する社風
・商社として主体的・柔軟に動くイメージだったが、ガチガチに固められた受身的な仕事
・メーカーとお客さんの間での板挟み
・商社としてのビジネスモデルへの懐疑心
等々
最初の半年くらいは、そうした状況の中でも、何とか適応しようと頑張っていたが、次第に、心が折れてきて、急にカッとなって職場の上司と口論になったり、不意に涙が出てきたり、ストレスが原因と思われる体調不良も僅かに現れ始めた。
私は身体にストレスが反映されにくいタイプで、倦怠感や過敏性腸症候群程度くらいで済んだが、精神的なストレス具合からすれば、軽度の鬱状態と見て良い程だった。
彼女や、趣味仲間との楽しい時間、家族の存在が、唯一心を支えていた。
このように、就職当初から環境に適応できず苦しんできた私。
就職は完全に失敗したと言えるだろう。
しかし、失敗したからこそ見えてくるものがあった。
それは「現状の何が不満で、それをどうしたいのか!?」ということ。
窮地におかれて初めて、自分がどういう人間なのか見つめ直し、その結果、自分の軸が見えてきた・・・。
その軸がはっきりとしてきた時、「これ以上、この環境にいても自分は幸せにはなれないし、自分が自分らしく社会人として生活を送ることができる環境を探すべき!」と思い立ち、転職を決意した。
第二の社会人人生が始まったのだ!
どんな軸を持ったのか!?
正直、見えてきた軸と言うのは、特段変わったものではない。・自分から主体的に動いていく仕事がしたい
・残業代がつく会社に行きたい
・人付き合いは最小限で、自分の生活(家族との生活)を大事にしたい
・プライベートの充実のため、長期連休が欲しい
・これから成長していく会社/業界で働きたい
等々、当たり前のようだけれど、見えていなかった日常の生活をしていく中で、飾り気のない素直な要素の数々。
これらを満たしている企業への転職を目指して、必死に走り抜けた結果、概ねそれを満たす会社へ入社をすることができた。
まだ入って半年だけれど、間違いなくそう言い切れる。
初めから、この軸をしっかり自分の中で見定めて、行動することができれば、一度目の新卒就活の失敗は無かったかもしれない。
しかし失敗を通じて、今がある。
失敗を経たおかげで、本当に大事なものが明らかになったし、自分の幅や見方を広げることができた。
そして結果として私が望んだ最善の方向へ進むことができたのだから、決してマイナスではない!
けれど出来ることなら、私のように遠回りを経ずに、新卒で就活を成功させる人が増えて欲しいと願うばかりだ。
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